『1922』スティーヴン・キング著 2013
4/12
金曜日

久々のS.キングの新刊。真率、感激するのである。キングだけは新刊を手にするときの喜びは何物にも代え難いのである。

実に、スティーヴン・キングそのもの。
実に、じりじりとにじり寄るほど怖い。
実に、物体の描写が生き生きとして、本から飛び出してきそう。(こんかいは鼠)
実に、ユーモアたっぷりの会話と状況説明が絶品で、側で見ているようで。
実に、キング贔屓を差し引いても、この作家は全てにおいてうまい。


◆私のスティーヴン・キング

今までに中編として、以下、刊行されている。
スタンド・バイ・ミー
<恐怖の四季 秋冬編>
・スタンド・バイ・ミー
・マンハッタンの奇譚クラブ

ゴールデン・ボーイ
<恐怖の四季 春夏編>
・刑務所のリタ・ヘイワース
・ゴールデンボーイ

ランコリアーズ
・ランコリアーズ
・秘密の窓、秘密の庭

図書館警察
・図書館警察
・サン・ドッグ

1922 (文春文庫)
スティーヴン キング Stephen King
4167812142
登録情報
文庫: 308ページ
出版社: 文藝春秋 (2013/1/4)
言語 日本語
ISBN-10: 4167812142
ISBN-13: 978-4167812140
発売日: 2013/1/4

内容(「BOOK」データベースより)
8年前、私は息子とともに妻を殺し、古井戸に捨てた。殺すことに迷いはなかった。しかし私と息子は、これをきっかけに底なしの破滅へと落下しはじめたのだ…罪悪のもたらす魂の地獄!恐怖の帝王がパワフルな筆致で圧倒する荒涼たる犯罪小説「1922」と、黒いユーモア満載の「公正な取引」を収録。巨匠の最新作品集。








(2013/04/12)


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