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私がモットーというか、基本哲学としているのはジェリー・ミンチントン著「うまくいっている人の考え方」です。この書籍に非常に感銘を受けました。たまに自分で読み返しています。私なりにエキスを抽出しました。この要約をゆっくり読み返すことで、肩の力がふっーと抜けて精神的に楽にしてくれる効果があるのです。苦しいとき、悩んだ時に助けられたこともあり、私には聖書に匹敵します。自尊心(自分を大切にしようとする心)を元の位置に引き戻してくれるのです。 |
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1 |
自分を許す |
・「自分はなんてバカなんだ」と罵ったり、自分を非難したりしてはいけない。そんなことをすると、自分のすることは何でもまちがっているんじゃないかという気持ちになって、更にミスを繰り返すことになるだけだ。 |
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・自分にやさしくすると、もっといいことがある。それは、あまり良くなかった決定に悩まないことによって、自分はなぜまちがった決定したのかを学習する余裕ができるからである。そうすれば、今後、同じようなミスを繰り返さないための対策をたてることができる。 |
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2 |
自分の長所にだけ意識を向ける |
・相手の長所を何度もほめてあげれば、その人の長所は磨きがかかるし、逆にあら探しをすれば、いくらでも見つかる。 |
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3 |
したくはいことははっきりと断る |
・相手があなたへの要求を押し付けてくることに疑問を感じないのと同様、あなたも相手の要求をはっきりと断ることに疑問を感じる必要はない。 |
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4 |
いやなことを言う人には相手にしない |
・何も言わずに微笑むとか、適当に相槌を打って受け流し、自分のことに集中しよう。相手の自尊心を高めるために、自分の自尊心を犠牲にしなければならないことの理由はひとつもない。 |
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5 |
地位や財産で人を判断しない |
・親指や鼻が大きいという理由で、その人が立派だと信じるのと同じことである。 |
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6 |
たくさん失敗してたくさん学ぶ |
・失敗は学ぶために不可欠だ! |
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・失敗は貴重なことを学ぶいい機会である! |
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・失敗するたびに間違った解決法がひとつずつ消えて正しい解決法に近づいていくのだから。 |
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・自分には失敗する自由があると言うように考え方を変えてはどうだろう。 |
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7 |
自分の間違いは堂々と認める |
・自分が間違っていたら、それを堂々と認めればいいのだ。 |
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・いつも正しい必要はないのだから。 |
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・失敗しても人間的に劣っているということにはならない。 |
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・間違いを犯すということは、人間的に劣っているということではなく、人間的だということである。 |
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・自分が犯した間違いを進んで認められるということは、人間的に円熟している証(あかし)であり、健全な自尊心の尺度である。 |
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8 |
自分の気持ちに責任を持つ |
・幸せは自尊心と同様、個人の責任。 |
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・他人があなたを幸せにしてくれることもあるだろうが、最終的にはあなた自身の心の持ちよう次第だ。 |
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9 |
自分をけなさない |
・あなたにまったく責任がなくても、あなたを責めてくる人は世の中にいくらでもいる。だったら、あなたまでいっしょになてあなたを責めることはない。 |
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■自分を大切にする |
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10 |
仕事を楽しむ |
・今の仕事がいやなら転職すればいいのに。 |
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・自分がいやだと思っている仕事をして毎日を過ごすのは無意味だ。 |
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・軌道修正するために必要なことは何であれ絶対に始めると決意すること。 |
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・目標を選び、実行可能な計画を立てて段階的に実行すること。 |
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・あなたが仕事を愛すれば、周囲のみんなのためになる。 |
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11 |
相手にどう思われているかを心配しない |
・あなたが相手にどう思われているかを心配しているときは、たぶん相手もあなたにどう思われているかを心配している。 |
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12 |
自分は幸せになれると信じる |
・自尊心を高めることに意識を集中することだ。 |
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・自分はより幸せになるに値する人間だと心から確信できればあとは簡単。幸せを生み出すために必要な、安全で合法的な手段をとればいいだけだ。 |
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13 |
あるがままの自分を受け入れる |
・「もし、????だったら、????なんだけどなあ」的な願望は、今の自分でいいのだという考え方を否定し、自分を受け入れることを無期限に延期する性質のものだ。その結果、自分がいつもダメな人間だと感じてしまうことになる。 |
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14 |
自分のしたいことをする |
・他人からどう思われるかを重視するあまり、自分のための生き方ではなく他人のための生き方を追求するようになっていないか。 |
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・自分がしたいことではなく、他人から期待されていることや他人の賞賛が得られそうなことを行動方針にするようになっていないか。 |
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15 |
毎日30分、自分のための時間を持つ |
・自分が心から楽しめることをするための質の高い時間を、少なくとも30分は確保する。 |
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16 |
他人の思いどおりにはならない |
・「あなたは気配りが足りない」 「思いやりがない」 「わざと不親切なことをした」 といって相手を責める。 自分のやり方に相手が従っていないようだと、これらのセリフを使えば精神的に優位に立って相手に罰を加えられることを知っている。 自分が犠牲者であるふりをして、相手を犠牲者に仕立て上げるという戦法だ。 |
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・自分のしたいことまで犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない。 |
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17 |
夢を実現するために行動する |
・ほしいものがあるなら、それを手に入れるだけのことをする必要がある。 |
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18 |
他人からどう評価されようと気にしない |
・人は自分を基準にして他人を判断する。だから、自分に対する他人の評価は間違っていることのほうが多い。 |
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19 |
不平・不満を言わない |
・不幸を招く考え方を避ければ、より幸せになる。 |
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■自分を受け入れる |
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20 |
他人に期待しない |
他人が自分と違う行動をとるのには、それなりの理由がある |
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21 |
完璧を求めない |
完全主義者は幸せな人ではない |
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どの程度の完璧さがその仕事に必要になるかを事前に見極めること |
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自分にとって現実的な基準を設定することが賢い方法だ |
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22 |
自分を他人と比較しない |
自分は個性的な存在だ。だから、他人と比較しても意味がない |
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23 |
自分の価値を疑わない |
自分より劣っていると思える人の基準を創り出すことによって、自分の価値が高められると思っていないか |
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人間の価値とは、数量で測定できるものではなく、生まれたときにもらって死ぬまで持ち続ける尊厳のことなのだ |
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24 |
自分で自分を苦しめない |
自分で自分を傷つけなければ、多くの苦しみが避けられる |
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25 |
無理して人から好かれようとしない |
他人が私のことを好いていないからといって、なぜ私は自分を変える義務があると思ってしまうのだろうか? |
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26 |
間違ったことをしても自分を責めない |
たとえ愚かな間違いをしても、自分は十分に価値のある人間だ |
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27 |
自分の決断に自信を持つ |
自分が下す決断は、間違っていることより正しいことのほうがずっと多い |
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28 |
まず、自分をほめる |
自分に対する評価を重視しすぎると、他人に感情的に支配されることになる |
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他人に高く評価されることで気分がよくなることを願っていると、他人から無視されたときに落ち込んでしまう |
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自分を高く評価するのは自分だけで十分 |
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29 |
自分の健康には自分で責任を持つ |
自分が節制して得をするのは、ほかならぬ自分である |
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健康管理を積極的におこなうことで、自分の人生を管理することができ、それがまた自分の自尊心を高めることにもつながる |
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■自分の価値を信じる |
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30 |
批判は余裕を持って受け入れる |
・他人から批判されたときは次のことを思い出そう。 |
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・その批判から何かを学べることがあるかもしれない。もし自分が間違ったことをしているのなら、それに気づいておくことが自分にとって一番の利益になる。 |
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・自分の行為に対する批判は、人格批判ではない。 |
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・たとえそれが人格批判であっても、自分まで相手に協力して自分を批判する必要はない。 |
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31 |
自分で考え自分で決める |
・あなたの人生を他人の決断に委ねていけないのは、他人に決断を代行してもらっていると、自分で決断する習慣が身に付かなくなる。 |
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・自分で間違いを犯しながら何かを学び取るほうがいい。 |
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32 |
ほめ言葉は素直に受け入れる |
・自分のしたことに対して人から寛大な気持ちで賞賛の言葉をかえられたら、あなたも寛大な気持ちでそれを受け入れ、心からお礼の言葉を述べよう。あなたはほめられるだけの価値があるのだから。 |
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33 |
他人を変えようとしない |
・他人を思い通りに変えようとして時間を浪費するよりも、自分の態度を変えたほうが、てっとり早くて現実的、しかも長続きする。 |
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34 | 自分の考えを大切にする |
・相手が期待していることではなく、自分が本当に思っていることを言おう。 |
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・自分の信念と理念を曲げて妥協する態度は、本当に価値のある友人を作ることにはつながらない。 |
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・相手の意見に賛成できないならば、「私はそうは思いません」とはっきり言おう。 |
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35 |
自分でできることは自分でする |
・必要なことを自分でする精神を養う。 |
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・自分でできることが多くなればより自由に自分の人生を切り開けるようになる。 |
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36 |
よけいな競争はしない |
・競争が大多数の人に与える影響は、劣等感を抱かせ、自信を失わせることでしかない。 |
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・勝っても負けても自分は常に価値のある人間だ。 |
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37 |
自分を最優先する |
・「他人が自分より重要だ」ということはあり得ない。 |
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38 |
他人をむやみに持ち上げない |
・他人を見上げなければ、見下されたと感じることはあり得ない |
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39 |
自分の存在そのものに価値があると信じる |
・自分の人間としての価値を自分の業績、知性、財産と関係があると信じるのはまちがいだ。 |
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・別に特別なことをしなくても、あなたの人間としての生来の価値は不変である。 |
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40 |
自分のミスはすべて許す |
・人は誰でもミスを犯すものだ。 |
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・「理解することは許すこと」これは名言だ。自分がなぜミスを犯したかが本当に理解できれば、もう自分を責める必要はない。 |
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■自分の人生を生きる |
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41 |
どんな出来事もいいほうに解釈する ⇒ 出来事をプラスに解釈する習慣は、自分にとって常にプラスになる |
・自分が置かれている状況をプラスに解釈すれば、楽しい結果が得られる可能性が高くなる。 |
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・不快な状況からでもプラスになるものが得られることがわかれば、不快な状況を受け入れやすくなるだろう。 |
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・あらゆる状況におけるプラス面に目を向けるよう努力すれば、被害者意識がなくなり、建設的な人生を切り開くことができる。 |
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42 |
他人に対する悪い感情はさらりと忘れる |
・他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。 |
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43 |
問題の原因は自分にあることを認める |
・「過去のどの時点で別の選択をしていれば、この問題を回避できたか?」 |
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・これから起こりうる多くの問題を防ぐ力が自分にあるということに気づくためにするのだ。 |
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・自分に原因があることを進んで認められるようになれば、問題に頭を悩ませることは減るだろう。 |
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44 |
自分の思いどおりに生きる |
・全ての人は、「自分の思いどおりに生きる」という他人の権利を犯さないかぎり、自分の思いどおりに生きる権利がある。 |
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45 |
自分に頼る |
・いちばん頼りになる存在はなんといっても自分だ。 |
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・自分でできることを他人にしてもらっていると、いつまでたっても他人に依存したままになるだけではなく、自分が望んでいるよりも低いレベルで妥協しなければならなくなる。 |
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46 |
自分の考えをすべて受け入れる |
・自分が心に抱いているすべての考えは、自分の重要な一部分として受け入れる。 |
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47 |
他人を批判しない |
・他人をあら探しをすることのいちばん危険な点は、それがどんどんエスカレーションしていくことだ。 |
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・他人のことを好意的に考え、好意的な発言をすることでいちばん得をするのは自分だ。 |
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48 |
自分の人生に起こることすべてに責任をとる |
・自分の身にふりかかる出来事のほとんどは、自分のとった行動、または行動しなかったことに原因があるのだ。 |
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49 |
他人の反応を気にしない |
・他人の感情に対してまで不要な重荷を背負う必要はない。 |
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50 |
自分の望む人生を歩む |
・他人から期待されている人生ではなく、自分が望む人生を歩むことが大切だ。 |
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