日本陸海軍機、第143弾は、発動機も含め必ずしも扱いやすくはなかった二式戦の整備基準が解説されている。
二式戦は、従来の陸軍戦闘機とは全く特性の異なった「重戦」ということに加え、双発機用の大出力発動機「ハ四一」、及び「ハ一〇九」の不調、故障頻度の高さとも相俟って、その整備、取り扱いは必ずしも容易ではなかった。では、実際に整備・取り扱いをするに当たり、地上員たちがどのようなマニュアルに沿って行っていたのか、それを示す貴重な資料が現存しており、その内容の一部が紹介去れている。
次回は、アメリカ空軍のノースアメリカン『P-51Dマスタング』をご紹介します。
※サイト:日本陸海軍機大百科
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