日本陸海軍機、第139弾は、最後の複葉艦上機でもあった”舶来艦爆”の機体構造が紹介されている。
日本海軍が初めて実用した艦上爆撃機である九四式艦爆は、愛知が技術提携していたドイツのハインケル社に設計以来をした[He66]と称する原型型に少しばかりの改造を施して国産の発動機に変更した機体だった。その後後継機である九六式艦爆は、実質的に九四式艦爆の改良型なのだが、時代の流れに沿い、最後の複葉形態艦上機として相応の進化も図っていた。
次回は、陸軍の九三式中間練習機一一型[K10W1]をご紹介します。
※サイト:日本陸海軍機大百科
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