日本陸海軍機、第133弾は、日本海軍艦攻開発の礎を築いたイギリス海軍艦上攻撃機の系譜、艦上攻撃機『天山』一二型が紹介されている。
純粋な意味において、日本海軍艦上攻撃機の発展の最後に位置したのが「天山」であった。明治時代末期の海軍航空草創以来、揺籃期を経て、まがりなりにも”自前”の艦攻を持てるようになったのは、海軍航空そのものの基礎を教示してくれたイギリス海軍の功労に追うところが大きい。その意味において、日本海軍が師と仰いだイギリス海軍の艦攻の系譜を知ること、そのイギリス海軍艦攻史が紐解かれている。
次回は、海軍の九九式艦上爆撃機一一型をご紹介します。
※サイト:日本陸海軍機大百科
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