日本陸海軍機、第131弾は、少数生産に終わった本格水上戦闘機『強風』一一型が紹介されている。 日本海軍が初めての新規設計による本格的水上戦闘機として、川西に命じて開発させた「強風」は、皮肉なことに太平洋戦争の航空戦形態の推移の中で状況から取り残され、就役を始めた頃にはその活躍の場を失ってしまっていた。生産数もわずか97機にとどまったことから、本機を配備された舞台は少なかった。
次回は、陸軍の九九式双軽爆撃機一型[キ48-Ⅰ]ご紹介します。 ※サイト:日本陸海軍機大百科