日本陸海軍機大百科、一〇〇式司令部偵察機三型[キ46ーⅢ](2) 2015
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木曜日



日本陸海軍機、第129弾は、高高度性能向上と防空戦闘機への転身がメインとなった最終機の開発機となった陸軍の一〇〇式司令部偵察機三型[キ46ーⅢ]が紹介されている。


軍側が要求した最高速度650km/hには及ばなかったが、日本陸海軍の実用機中で最速となる630km/hを出した一〇〇式司偵三型は、制式採用前の段階で早くも2種の改造案が進行していた。敵戦闘機の迎撃を受ける脅威を減ずるための排気タービン過給器導入による高高度性能向上と、本土空襲に飛来するであろうアメリカ陸軍ボーイングB-29四発重爆を迎撃できる防空戦闘機への転用であった。



 



次回は、陸軍のキ74試作遠距離爆撃機[キ74]をご紹介します。


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