『零戦をつくる-12 of 100』 2010
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木曜日
| 省吾の零戦 | DeAGOSTINI |

 続けて、第12号作成。読み物(零戦のすべて)は、戦闘爆撃機となった零戦六二型[A6M7]。1944(昭和19)年になると旧式化した九九式艦上爆撃機では、アメリカ戦闘機の迎撃と艦隊の対空射撃のため、敵艦に接近することさえ困難となってきたこと、彗星艦爆が小型空母での運用が困難だったため、代役として、零戦に250kg爆弾を懸吊した戦闘爆撃機(爆戦)(※注1)として用いた。後々、特攻化していくけれど、胴体下に増槽と爆弾兼用の懸吊架を常装備した六二型が開発され、1945(昭和20)年年春から生産が始まった。既に、零戦は戦闘機ではなく、日本海軍の空母部隊もなく、ほとんどか特攻と化していく。六二型は終戦までに、三菱重工と中島飛行機で1,000機ほどが生産された。

(※注1)本来の戦闘爆撃機を略して「戦爆」、爆装した零戦を「爆戦」として海軍は使い分けていた模様

■今回の作成範囲:小骨(17番~18番)と機銃の弾倉を作る
 17、18番目の小骨の形を整え、フレームやパイプを付ける。また、主翼の20mm機銃の薬きょう排出部とドラム式の弾倉を作る。パーツは、クランクケース、小骨(17番)、小骨(18番)、20mm機銃(薬きょう排出部)、20mm機銃(弾倉の蓋)、20mm機銃(弾倉)(2010/01/01 15:26)



写真では判別しにくいが小骨はテープで留めて、フレーム、パイプを付けるとやりやすい。数ミリのパーツをくっつけるので、不器用な方は辛いかも。



段々と主翼(片側)が構造を露わとなってきた。
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