零戦の運動性能が、当時は抜きんでたことは大東亜戦争初期の零戦の活躍で明らかなんだけどね、その一つに「昇降舵操縦系統の計画的剛性低下法」ってのがあって、分かり易く言うと、蛇の動きが速度によって自動的に変わるんですね、操縦系統全体の剛性を適度に下げ、高速すなわち蛇面加重の大きいときは、一定の操縦操作の動きに対してこの部分が多く伸びて蛇角が小さくとれ、反対に低速の時は、一定の操縦桿の動きに対して蛇角が大きくとれるようにすること、つまり、高速時のGあたりの操縦桿の動き量を増すために、昇降操作系統の剛性を計画的に引き下げたこと、なのですね。
、零戦はとても操縦しやすい戦闘機だったらしいね。あと、空気抵抗を減らすための沈頭鋲で表面摩擦を軽減させた、日本が航空機設計の近代化に道筋をつけたエポックだしね。
主翼の桁の再生が別に始まっていて、下写真の骨組みが見える赤茶色の部分だけれど、20mm機銃や翼端の折りたたみ部分の構造がとても勉強になる、僕の場合は見入ってしまうね。
出たり入ったり、4時間没頭で、至福の時。零戦三昧しましたね。
今日、飛行機館で購入したDVDは
(1)零戦よ蘇れ1
(2)零戦よ蘇れ2
(3)零戦コクピット・アイズ
(1)は21型91518号機の解体から復元まで、(2)は坂井三郎エースパイロットの話や52型4240号機の再生始め、今後も3巻以降順次発売の予定。(3)は零戦パイロットの目線でプレーンズ・オブ・ミュージアムにある世界で唯一オリジナル栄エンジンで飛ぶことができる零戦52型のエンジンスタート、タキシング、テイクオフ、ライト・レフトロールや、着陸がハイビジョンで操作方法やコクピットから前方の目線で撮影されていて、まさに涎ものですわ、もう、うれしいうれしい、最高のビデオですね。
ということで、往復320km、ZRX1100と久々にバイクを駆って、猛暑だったけれど、とても有益な有給休暇でリフレッシュ出来たんですね。
今日は零戦の夢見そう。 じゃ・・・
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零戦21型の前で |
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零戦52型の前で、皆さんが想像している?より零戦はでっかいですよ。
(あのね、いくら君が小さいからといって零戦さんのせいにしちゃいけないよ、いやいや、でも零戦の高さは3.5mあるんだから、低いビルの1階程度と思えばね、事実でっかいですよ) |
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