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ちょっとピンが甘いが、エンジンカウルが外された状態で今年は展示されている。しかも14気筒は几帳面に復元されおり、過去(2000年8月)に試運転している。今年もやるかもしれない、そんな情報もある。だったら絶対行くな。
※8/20 河口湖自動車博物館に電話確認したところ、現在、未定(延期)とのこと。エンジン始動する場合は、河口湖自動車博物館のサイトに掲載されるとのこと。→要チェック。
(事後談:結局、この年はエンジン始動はなかった。僕は栄エンジンの音だけ録音したアナログレコードとCDも持っている。レシプロエンジンとして最高のサウンドだと思う、絶対自分の耳で聴きたい。来年は是非始動してほしいものだ) |
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エンジン下部にあるキャブレター空気取入口(インテーク)。 |
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左主脚。元の主脚は分解再生、塗装されている。オレオ(油圧スプリング/ダンバー)は萱場(カヤバ)製作所製品、標準タイヤは直径60cm、幅175mmの600x175。(空気圧3.5kg/mu) |
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取り外された状態のエンジンカウリング(発動機覆)。 |
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【零戦二一型】(A6M2b)
製作数:三菱740、中島2,628機
●特徴
1.クルーシー無線帰投方位測定器を装備。
2.主翼端折りたたみ装置あり。
3.着艦フックあり。
4.昭和17年春以降の中島機は少し長めのスピナーを採用。
5.排気管は第5カウルフラップ位置に開口(11型の通産35機目以降)
6.20mm機銃発射口は、初期生産機を除き、カバー付き。
左後方から21型を望む。見てほしい、この美しい無駄のないデザイン。ああ、誰もいなければ、コックピットまで駆け上ってシートに座ってみたい。零戦パイロットになった夢を数度見た。でもうまく乗りこなせないんだ。四苦八苦してもがいているところで目が覚める。 |
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同じく、右後方からのショット、ね、美しいでしょう。機体前部分。手前に少し写っているのが20mm機関銃。 |
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主翼下からのショット。 |
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小さいから見辛いですが、
形式:艦上零式戦闘機二一型
製造番号:中島91518号(ごうは旧字)
製造年月日:空白
所属:空白 |
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この角度でも素晴らしいフォルムですね。堀越次郎(設計主務者)もデザインにはかなり凝っていて、最後部に向けてすーーっと絞り込まれた胴体もすばらしい。全くデザインに無駄が無いですよね。究極の空気力学って感じもしますね。 |
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零戦の復元されたプロペラです。 |
翼端折り畳み部分の構造。この部分を折り畳むことで展開時12mの全幅が左右、50cmずつ短縮されて11m(正確には10955mm)となりスペースの苦しい母艦上での作業(特にエレベータによる飛行看板への昇降)を容易にしたとのことです。 |
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コクピットをカバーするキャノピー(風防)、これも回収機と寸法合わせされた上、修復されている。 |