『警告(上下巻)』マイクル・コナリー(著) 2022
5/16
月曜日

原書は、fair warning(2020)

【上巻】
久々、マカヴォイシリーズ。随分、久しぶりじゃないですか。感想は下巻を読んでから。本来、事件を解決するのは警察・刑事が王道でジャーナリストの立場から、好奇心や責任感も添加されつつ、なのでしょうね。やはり、刑事とジャーナリストじゃ事件への解明遂行能力的ベクトルの強さでいえば柔感はないでもないですけれど。

【下巻】
ジャックもレイチェルとの未解決事件をジャーナリスト、元FBIプロファイラーの立場で次作もありや、の点で本作品は落ち着くところに落ち着いたということでしょう。ただ、二人が事件を調査・分析する仲間というだけではなく、男と女のもどかしくもあり、燃え盛る炎を押し殺しているところに共感の一視点はあるのだろう。





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