原書は、THE NIGHT FIRE(2019)
上巻:ボッシュ、ハリー、バラードの各人それぞれでも主役を張れる大物を潤沢にストーリーに据え、よぼよぼで病魔にも侵されつつあるボッシュも踏ん張りを見せる。読んでて、安心して、次はどうなるんだ、と気分を盛り上げてくれる。そんな小説そんなにはない。
下巻:捜査を進めていくプロセスが、情報収集であったり、緻密な考察であったり、他の要因と関連性を突き詰めていく。ボッシュとバラードのコンビネーションも冴えわたり、二人は頭脳明晰で行動力も抜群だったりが心地よい。そのあたり、次から次へと犯人に迫っていく過程が好きだ。起承転結の結はいつもさっぱりしている感は拭えないけれども、マイクル・コナリーの皆読記録は止まらない。
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登録情報
出版社 ? : ? 講談社 (2021/7/15)
発売日 ? : ? 2021/7/15
言語 ? : ? 日本語
文庫 ? : ? 352ページ
ISBN-10 ? : ? 4065239583
ISBN-13 ? : ? 978-4065239582 |
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登録情報
出版社 ? : ? 講談社 (2021/7/15)
発売日 ? : ? 2021/7/15
言語 ? : ? 日本語
文庫 ? : ? 352ページ
ISBN-10 ? : ? 4065239591
ISBN-13 ? : ? 978-4065239599 |
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