原書は、King Solomon’s Mines, H Rider Haggard(1885)。
モンテ・クリスト伯(1844~1846)、ロビンソン・クルーソー(1719)に文中刹那触れるシーンがあるが、それよりも後年に書かれた小説。もっとも素晴らしいのは、”タイトルだけ”ではないだろうか。どれだけ期待感を持たせた小説なのか、タイトルを見るだけで武者震いするのは僕だけではないはず。19世紀終盤の作品とはいえ、書名以外はスカスカ、どれだけ期待させておいてこの様か、の様相を呈している。著者マスターベーション作品、薦められない。
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英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1,000冊 戦争旅行記:133/1,000作品中
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登録情報
文庫: 336ページ
出版社: 東京創元社 (1972/8/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 448851801X
ISBN-13: 978-4488518011
発売日: 1972/8/25 |
内容紹介
ソロモン王の時代から、暗黒大陸アフリカの奥地に眠り続けるという莫大な財宝を求めてカーティス卿とアラン・クォーターメンの一行は、一枚の地図をたよりにして出発した。砂漠の焦熱地獄を乗り越えてようやくソロモン街道にたどり着いた一行を待っていたのは……。雄渾な筆致と奔放な想像力で描く不滅の秘境大冒険小説! 本文イラスト=山本耀也 |
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