『ファントマ』ピエール・スヴェストル/マルセル・アラン(著) 2019
11/30
土曜日

原書は、Fantomas, Marcel Allain and Pierre Souvestre(1911)。一世紀前の出版。当時、テレビもなく大衆文学として重宝されたようだ。娯楽小説でもある。サスペンス、推理小説としても面白く書かれている。20世紀初頭のフランスの文化や生活が興味深く、風景、空気感、臭いまでもが感じられる。幾多と映画化もされており(右ポスター:1920年)、大衆の楽しみ、好奇心を充分に満たしたのでしょうね。僕も、特に古い映画を観てみたい。




英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1,000冊  犯罪系:125/1,000作品中

ファントマ 登録情報
単行本(ソフトカバー): 436ページ
出版社: 風濤社 (2017/7/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4892194344
ISBN-13: 978-4892194344
発売日: 2017/7/20

内容紹介
二〇世紀初頭パリ……神出鬼没の百面相。変装の名手ファントマの真の姿を見たものはいない! すべての極悪犯罪にファントマの影を感じ、敏腕ジューヴ警部が追う――。物語は常識を軽く越え、夢幻的な雰囲気すら漂う犯罪の一大博覧会と化す。 バットマンをはじめ、すべての仮面の悪党の元祖アイコン! 1910年代にフランスを熱狂させた32巻まで続いたベストセラー大衆小説。ファントマデビュー作をここに完訳。ファントマを偏愛する横尾忠則氏装幀。







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