『秘密の花園』フランシス・ホジソン・バーネット(著) 2019
6/30
日曜日

原書は、The Seacret Garden(1911)。

何も予定がない、することがないという日が僕は好きだ。何をしてもいいし、何もしなくてもいい。雨の今日のような日には出掛けるのも億劫になりがちで、「小説を読む」にはもってこい。だから雨の日も大好きだ。湿度の高い蒸しっと感も『秘密の花園』が爽やか感を脳と体の隅々まで届けてくれる。児童文学といって侮ることなかれ。子供の成長するに必要な要素、根幹が練り込まれているのだから。子供の成長に環境と周りに接する人々の影響ははかりしれない。大地が、花々が、動物が、友が精神を健全にし体力を増強させる。子供は自然の中で育つべきだと改めて感じる。PrimeVideoでも観られるようだ。この後、観てみよう。

登録情報
文庫: 439ページ
出版社: 新潮社 (2016/5/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4102214046
ISBN-13: 978-4102214046
発売日: 2016/5/28

内容紹介
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、隠されるように存在する庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていたいとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描く児童文学の永遠の名作を新訳。







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