『四つの署名』アーサー・コナン・ドイル(著)
2019
2/18
月曜日

原書は、The Sign of Four, Arthur Conan Doyl(1890)。ドイルは60編のうち、長篇は4作品、本書は長篇2作品目となっている。出版され120年近く経つのだが、着眼、発想は古さを感じない。前半は斬新な気分で読み進めたのだが、後半はどちらかというと「べちゃ」という雰囲気でホームズの洞察力もシャープではなく、キレも陰を潜めてしまったところがないでもないと僕は感じた。


英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1,000冊>犯罪系:106/1,000

登録情報
文庫: 219ページ
出版社: 角川書店 (2013/6/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4041005353
ISBN-13: 978-4041005354
発売日: 2013/6/21

内容(「BOOK」データベースより)
19世紀ロンドン。その明晰な頭脳を生かせる場がなく、退屈な日々に辟易していた名探偵、シャーロック・ホームズのもとに、不思議な依頼が届いた。愛らしく聡明なモースタン嬢によると、ここ数年、毎年同じ日に大きな真珠が贈られ、誰とも知れぬ贈り主から呼び出されたという。興味を惹かれたホームズは、彼女と、相棒ワトスンと共に、指定の場所へ向かうが…。推理と冒険の圧倒的エンタテインメント、読みやすい新訳で登場!







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