『お菓子と麦酒』サマセット・モーム(著) 2018
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月曜日

原書は、Cakes and Ale(1930)。丁寧に読みました。いつも通りにゆっくり読みました。が、あまり僕自身に感情に波が立たず、凪ぎなような、Sun goes down.的と申しましょうか、静かな日の入りのうちに幕引きとなってしまった感想を持ちました。

 (ガーディアン必読1000冊:コメディ 52作品読了/1,000)

お菓子と麦酒 (角川文庫)
サマセット・モーム 厨川 圭子

4042973019

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登録情報
文庫: 342ページ
出版社: 角川グループパブリッシング (2008/4/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 4042973019
ISBN-13: 978-4042973010
発売日: 2008/4/11
内容(「BOOK」データベースより)
長老作家ドリッフィールドとその妻ロウジー。同郷で少年時代を過ごした主人公にとっては特別な想いがあった。亡きドリッフィールドの栄誉を称え伝記を書きたいと友人に協力を依頼されたのをきっかけに、今はもう誰も知らない二人の本当の姿―奔放で変わり者だが、愛嬌に溢れ人々を魅了する男女の姿を、ひとり回想してゆく。モームが最愛の女性をモデルに、風刺や批評を交えて彩り豊かな物語に仕立てた、愛すべき名作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーム,サマセット
1874年パリ生まれ。イギリスの作家。一年間のドイツ留学を経てイギリスに戻り、いったんは医者修業を試みるが、作家を目指す志を捨てられず執筆に専念。徐々に劇作家として活躍しはじめる。しかし、劇作家として頂点にあった30代後半に自伝的長篇小説『人間の絆』(1915)を書きあげることに没頭した。第一次大戦での諜報活動の体験を経て、1919年、画家ゴーギャンをモデルにした長篇小説『月と六ペンス』を発表。驚異的なベストセラーとなり、作家としての地位が確立する。以後も戯曲・小説・短篇と様々な作品を執筆。旅行好きでも有名で、訪れた国々を舞台にした作品も多い。1965年没



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