『幕末史』半藤一利(著) 2017
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水曜日

幕末~維新期を通じて、僕が得た知識源はもっぱら司馬遼太郎氏からであった。ピックアップすると、
 ・竜馬がゆく
 ・燃えよ剣
 ・翔ぶが如く
 ・最後の将軍
 ・新撰組血風録
それは史実であるが、司馬流には小説であるということでもある。逃げ水/子母沢 寛氏もあったか。本書は語り調で講座として12回にわたってトークされたものがまとめられている。ほぼ、概略としては抑えられていた部分が大体で、かなり端折った部分もあったりで、しかし半藤氏の「そこまで言うかユーモア」&「バッサリ斬って捨てましょ」もあるし、かと思えば詳細な解説もあり、知らない部分も多々あったのである。リラックスして全体を読めるのではないでしょうか。

幕末史
半藤 一利

410313271X

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登録情報
単行本: 477ページ
出版社: 新潮社 (2008/12/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 410313271X
ISBN-13: 978-4103132714
発売日: 2008/12/20
内容紹介
黒船来航から西南戦争までの《混乱》の時代がスッキリ分かる語りおろし本。大ベストセラー『昭和史』の著者が、多くの才能が入り乱れ、日本が大転換を遂げた25年間を、平易かつ刺激的にひも解いてゆく。
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