幕末~維新期を通じて、僕が得た知識源はもっぱら司馬遼太郎氏からであった。ピックアップすると、
・竜馬がゆく
・燃えよ剣
・翔ぶが如く
・最後の将軍
・新撰組血風録
それは史実であるが、司馬流には小説であるということでもある。逃げ水/子母沢 寛氏もあったか。本書は語り調で講座として12回にわたってトークされたものがまとめられている。ほぼ、概略としては抑えられていた部分が大体で、かなり端折った部分もあったりで、しかし半藤氏の「そこまで言うかユーモア」&「バッサリ斬って捨てましょ」もあるし、かと思えば詳細な解説もあり、知らない部分も多々あったのである。リラックスして全体を読めるのではないでしょうか。
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