『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上下巻)』スティーグ・ラーソン(著) 2017
7/12
水曜日

ミレニアム1ミレニアム2を読んで2年。積読本となっていたもの。
【上巻】下巻への展開にハラハラな状況、緊迫感が漂ってきましたね。さ、下巻へ進め。

【下巻】下巻も加速度的に事件が収斂してきました。裁判模様はもう少し紛糾し、弾圧されてもよかったのでは感はありましたが、サランデル、彼女のクールさ、人との関わりを避けたいさが、やや「人を思いやる気持ち」も芽生えてきました。以降の展開に期待を持たす、なのですが作者は三部作を仕上げ亡くなりました。もっと以降の構想まであったそうで、実のところ、ミレニアム4はReleaseされています。それを読もうか、読むまいか、今は悩みの時といっても良いでしょう。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ 美穂
4151792554
登録情報
文庫: 583ページ
出版社: 早川書房 (2011/12/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 4151792554
ISBN-13: 978-4151792557
発売日: 2011/12/5
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ 美穂
4151792562
登録情報
文庫: 556ページ
出版社: 早川書房 (2011/12/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 4151792562
ISBN-13: 978-4151792564
発売日: 2011/12/5
内容紹介
【上巻】宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命を取りとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、秘密を守る計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた。
【下巻】リスベットは回復しつつあった。ミカエルは様々な罪を着せられた彼女を救うため、仲間を集めて行動を開始する。だが、特別分析班は、班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた。一方ミカエルは病院内のリスベットと密かに連絡を取り、有益な情報を得ようとする。そして、特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み、巨大な陰謀の解明に挑む。やがて始まるリスベットの裁判の行方は? 驚異のミステリ三部作、ついに完結!



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