『水平思考の世界』エドワード・デボノ(著) 2016
11/15
火曜日

先日、希望して社外の「デザイン思考」という研修を受講した。その中で講師から紹介されていた本。他にも数冊読む予定。

「水平思考」とは、新たなアイデアを生み出す思考方法であり、比して論理的思考や教育・学習により身に付けた確実性のある「垂直思考」に対軸をなす著者の造語である。どのような時に活用できるか?→通常の思考では問題解決が出来ないとき、新しいアイデアがほしいとき。別の見方をしてみよう。見慣れた、支配的なアイデアを排除し、正しくなければならないという考え方に囚われない、思い込みを捨てること。論理的で教育レベルが高いほど難しいかもしれない。また、遊び心や、垂直思考の支配から脱却、「偶然」も大事。これを読めば、水平思考が身に付くというハウツー本ではないが、概念として判りやすいのではないか。

新しいアイデアもそれが娯楽・医療・科学・社会に役立つことが有用であるが、すぐに芽が出る場合もあれば、何年も経てから活かされることもあるだろう。

水平思考の世界
エドワード デボノ 藤島みさ子
4877713379
登録情報
単行本: 272ページ
出版社: きこ書房 (2015/10/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 4877713379
ISBN-13: 978-4877713379
発売日: 2015/10/31

商品の説明
内容紹介
人生には、水平思考でしか解決できない問題がある。
ロジカルシンキングの限界を軽々と乗り越える
不可能を可能にする発明家の視点。
固定観念がはずれる創造的思考法。

絶体絶命と思われる状況でさえ、極めて自分に
好都合な状況へと転換することができる。
時代の転換期にいるわたしたちの最強の武器となる思考法、
それが水平思考なのです。

◎視点を変えれば、限界こそが強みになる
◎水平思考が目指すのは「大発見の瞬間」
◎誰にでも入手可能な既成の情報を、新しいやり方で見つめなおす
◎間違えることに喜びを見出す
◎言葉の硬直性が、ものの見方の硬直性につながる
◎新しいアイデアは、論理的に矛盾しているように見えることがある
◎偶然を味方につけた発明家たち
◎脳は、行き当たりばったりが理想的
◎垂直思考をする人は、他人に利用されやすい
◎アイデアを生み出す基本的要素はすでに身近に存在している





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