『スキャナーに生きがいはない(人類補完機構全短篇1)』コードウェイナー・スミス(著) 2016
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土曜日

かなりの期待感をもって購入した人類補完機構全短編1,および2の1。相当な満足感を与えてくれるであろうと確信していた。しかしながら、束の間の没頭も許してもらえず、共感も得られず、淡々と活字を追従するだけの徒労となった。本書に高評価を付与している諸氏読者とはスイッチの入る部位には天と地ほどの開きがあるのだろう。僕には「クソ本」だった。

スキャナーに生きがいはない (人類補完機構全短篇1)
コードウェイナー・スミス 伊藤典夫
4150120587
登録情報
文庫: 496ページ
出版社: 早川書房 (2016/3/9)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150120587
ISBN-13: 978-4150120580
発売日: 2016/3/9

内容紹介
1950年、あるSF雑誌に無名の新人の短篇が掲載された。異様な設定、説明なしに使われる用語、なかば機械の体の登場人物が繰り広げる凄まじい物語……この「スキャナーに生きがいはない」以来、〈人類補完機構〉と名づけられた未来史に属する奇妙で美しく、グロテスクで可憐な物語群は、熱狂的な読者を獲得する。本書はシリーズ全中短篇を初訳・新訳を交え全3巻でお贈りする第1巻。20世紀から130世紀までの名品15篇を収録。解説:大野万紀。

[収録作品]
夢幻世界へ
第81Q戦争(改稿版)
マーク・エルフ
昼下がりの女王
スキャナーに生きがいはない
星の海に魂の帆をかけた女
人びとが降った日
青をこころに、一、二と数えよ
大佐は無の極から帰った
鼠と竜のゲーム
燃える脳
ガスタブルの惑星より
アナクロンに独り
スズダル中佐の犯罪と栄光
黄金の船が──おお! おお! おお!






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