『もう年はとれない』ダニエル・フリードマン(著) 2016
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月曜日

アマゾンのレコメンデーションにそそられ購入した本書。序盤は、このじじい、生い立ちから何からハードボイルドで、粋なジョークも飛ばし、やるではないか。出だし好調といったところだった。しかし、終盤の言葉による種明かしはいただけない。新人ダニエル君、まだ甘いなぁ。この先、作品を生み続けられるのかい? はて、次回作シリーズ「もう過去はいらない」も手元にあるのだ。「どうしたもんじゃろのぅ・・」

もう年はとれない (創元推理文庫)
ダニエル・フリードマン 野口 百合子
4488122051
登録情報
文庫: 382ページ
出版社: 東京創元社 (2014/8/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4488122051
ISBN-13: 978-4488122058
発売日: 2014/8/2

内容(「BOOK」データベースより)
捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とはいえなかったナチスの将校が生きているかもしれない―臨終の床にある戦友からそう告白された、87歳の元殺人課刑事バック・シャッツ。その将校が金の延べ棒を山ほど持っていたことが知られ、周囲がそれを狙ってどんどん騒がしくなっていき…。武器は357マグナムと痛烈な皮肉。最高に格好いい主人公を生み出した、鮮烈なデビュー作!






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