『異能の画家 小松崎茂―その人と画業のすべて』根本 圭助(著) 2015
11/25
水曜日

小松崎茂と聞けば、私たちの年代はプラモデルのボックスアートとして、ほとんどの少年が記憶にある(十中八九間違いなし)。もう一回りも二回りの上の方たちには戦中、戦後、絵物語や挿絵として第一人者で活躍してこられた方として記憶に刷り込まれているのでしょう。戦後に夢と希望とワクワクハラハラ感を多くの少年少女に与えたことは紛れもない事実でしょう。しかし、どの作家も、画家も”売れっ子”というのは寝る暇もないほど、次から次へと締め切りに追われ、体力的にも精神的にも持ちこたえられる人が生き残っていくのでしょう。しかし、肝心なことは情熱と才能なのだと感じました。円谷英二、本田宗一郎、水木一郎などとの関わり合いにほのぼのとするところもあります。また同業者の時代ごとの相関関係が判り易く解説されています。

私の一番の記憶と宝物だったのは上段左の仮面ライダーのプラモデルです。箱は永いこと大事に保存していました。サンダーバードも思い出があります。


異能の画家 小松崎茂―その人と画業のすべて 零戦からサンダーバードまで
根本 圭助
4769806647
登録情報
単行本: 265ページ
出版社: 光人社; 新装版 (1998/05)
言語: 日本語
ISBN-10: 4769806647
ISBN-13: 978-4769806646
発売日: 1998/05

内容(「BOOK」データベースより)
昭和の世代に夢と希望を吹き込んだ近未来画の天才画家波瀾万丈の一代記。ちばてつや、矢口高雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、松本零士などの才能を燃え立たせた劇画の先駆者の画狂人生。

内容(「MARC」データベースより)
ちばてつや、矢口高雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、松本零士などの才能を燃え立たせた劇画の先駆者の画狂人生。昭和の世代に夢と希望を吹き込んだ近未来画の天才画家、波瀾万丈の一代記。







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