内容(「BOOK」データベースより)
美しい妻エイプリル、かわいらしい娘と息子、郊外にあるマイホーム―。大企業の一員としてニューヨークの街で「死ぬほど退屈な仕事」につきながらも、そのすべてに囲まれて、フランクの人生は順調だった。だが30歳が目前に迫ったとき、妻の思い切った行動がきっかけで、理想の生活にひびが入ってしまう。その瞬間から色あせていく幸せな日常。もっと自由な暮らしを夢見ていたはずではなかったか?夫以上に不本意な毎日を過ごし、苦しんでいたエイプリルは、ある提案をするのだが…。人生で出会ういくつもの真実の瞬間を鋭く切り取った、世代を超える大ベストセラー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
イエーツ,リチャード
1926年アメリカ・ニューヨーク生まれ。第二次世界大戦に従軍後、ジャーナリスト兼フリーライターとして活躍、ロバート・ケネディ上院議員のスピーチ・ライターなどもつとめた。1961年『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』で小説家としてデビュー、いきなり全米図書賞の最終候補に残る快挙を成し遂げる。その後、コロンビア大学やボストン大学で教鞭をとりながら8作の小説を発表した。1992年没
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