著者からのコメント
スティーヴン・キング氏より
「わたしは十二夜、幸せを噛みしめながらデイヴィッド・ロブレスキーの創った世界に浸った。残り少なくなってきたとき、しょっちゅう言い訳を見つけては、しばらく本を置いた。読みたくなかったからではない。読みたくてたまらなかったからだ。終わってほしくなかったのだ。とくに犬好きの人にはたまらない作品だと思う。犬の世界がこれほど想像力豊かに、共感をもって描かれたことはかつてなかった。しかし、これは犬の小説でもなければ、アメリカ中西部を描いた小説でもない。人の心理を追求した小説であり、人の心に住む不可解なものを追求した小説でもある。その不可解なものは目には見えない。ところが、エドガー・ソーテルという口のきけない少年、三匹の犬を連れて勇敢にも危険な旅に出る少年を題材に、ロブレスキーはそれを鮮やかに描き出した」
出版社からのコメント
スティーヴン・キング絶賛
「わたしはこの本を閉じるとき、最高の本を読み終えたときにしか感じない切なさを感じた。終わってしまった、次にこんな本に会えるのはいったいいつだろう?」
現代版『ハムレット』の呼び声高い驚異のデビュー作
(発売半年にして140万部、世界25か国で発売!)
自分の未来を知りたければ、
代わりに人生を差し出すしかない。
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