日本SF短篇50 Ⅳ[1993-2002] 2014
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月曜日

日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジーの其のⅠに続く其のⅡ、そして其のⅢに続く其のⅣ。

作品により、好き嫌いがある。
僕がいいと思惟する作品は、大槻ケンヂ氏、藤田雅矢氏か、田中啓文氏もユーモアたっぷりでいいですね。SF作品は夢がある、とか、ほのぼの心が温かくしてくれる、とか、物理・宇宙の法則なんちゃらかんちゃら難しいことを説くことがSFではないとしみじみと思う次第。「脳の奥襞が素直に喜ぶ」、「それを正直に感じる」。
それでいいのでしょう。
僕の場合はですけどね。



目次


【目次】
1993 くるぐる使い 大槻ケンヂ
1994 朽ちてゆくまで 宮部みゆき
1995 操作手(マニピュレーター) 篠田節子
1996 計算の季節 藤田雅矢
1997 永遠の森 菅浩江
1998 海を見る人 小林泰三
1999 螺旋文書 牧野修
2000 嘔吐した宇宙飛行士 田中啓文
2001 星に願いを 藤崎慎吾
2002 かめさん 北野勇作


日本SF短篇50 IV 1993-2002―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫 JA)
日本SF作家クラブ 大槻 ケンヂ 田中啓文 藤崎慎吾 北野勇作 宮部みゆき 篠田節子 藤田雅矢 菅浩江 小林泰三 牧野修
4150311269
登録情報
文庫: 492ページ
出版社: 早川書房 (2013/8/5)
言語: 日本語
ISBN-10: 4150311269
ISBN-13: 978-4150311261
発売日: 2013/8/5

内容(「BOOK」データベースより)
日本SF作家クラブ創立五〇周年記念アンソロジー第四巻。特殊能力を持つ女性の葛藤を綴る宮部みゆきの名品「朽ちてゆくまで」、非・人型介護用ロボットが導入された介護の現場を描く篠田節子の傑作「操作手」、菅浩江による博物館惑星を舞台に美を巡る物語「永遠の森」など一九九三年から二〇〇二年に発表された十篇を収録。ジャンルの枠を越え、多様なSFが発表された充実の十年を振り返る。







(2014/02/17 21:14)


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