『レッド・オクトーバーを追え<上・下>』トム・クランシー著 2013
12/11
水曜日

前回読んだ「日米開戦」に続くトム・クランシーの作品。面白い作品を読むと、他の作品を読みたいのは心情的には充分同意頂けると思う。たとえば、好きなシンガー、バンドが見つかると、初期のデビュー作品から順追って聴いてみたくなるのと同様の心理だ。だから、「トム・クランシー」読破計画として、まずは新人デビュー作品の「レッド・オクトーバーを追え」から始めるのである。登場人物のジャック・ライアンは、その後のトム・クランシーの作品には欠かすことが出来ない人物となるので、やはり初期作品から読んでおかないと前後辻褄というより、弁別するうえでも避けて通れぬ構成要素であって、読者との間に抜き差しならぬ愛着感、信頼感を構築してしまうのであろう。

作品自体は、緊迫感があり、米ソの対立時代、海の底ではどのようなことがあり、それを取り巻く組織、それらの駆け引き、自由の国[アメリカ]VS共産抑圧の国[ソビエト]の図式があからさまに描かれており、お国柄が覗えるというものである。

さて、ショーン・コネリーが出演した同タイトルDVDも借りてきた。ついでに、2作目から3作品は中古本をアマゾンでゲットした。もう止まらない。

レッド・オクトーバーを追え (上) (文春文庫 (275‐51))
トム・クランシー 井坂 清
4167275511
登録情報
文庫: 372ページ
出版社: 文藝春秋 (1985/12)
言語 日本語, 英語, 日本語
ISBN-10: 4167275511
ISBN-13: 978-4167275518
発売日: 1985/12
レッド・オクトーバーを追え (下) (文春文庫 (275‐52))
トム・クランシー 井坂 清
416727552X
登録情報
文庫: 414ページ
出版社: 文藝春秋 (1985/12)
言語 日本語
ISBN-10: 416727552X
ISBN-13: 978-4167275525
発売日: 1985/12

内容紹介
処女航海で乗っ取られ、亡命の途についたソ連新型原潜をめぐり大西洋上に展開される米英ソの争奪戦!現代戦のハイ・テクのすべてを盛りこんだ海洋軍事冒険小説







(2013/12/11 21:06)


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