『勇気凛凛ルリの色』浅田次郎著 2013
10/22
火曜日

浅田二郎氏が、「週刊現代」に連載(1994.9.2~1995.9.30)していたエッセイが文庫本となっている。何度も電車の中で吹き出してしまって『(ちょっと頭のネジが緩みきっている)変なオッサン』との好印象を四囲の皆様方に与えてしまった。深くお詫び申し上げたい。

さて、ひとつ大きな収穫が本書から得られた。外出していて、差し込むような(緩やかでもいいが)便意をもよおしたとき、それを一端一時的に収束させる方法、これ如何に? (教えません、そのような輩を見たら、おのれ、苦しむがよい、と呪ってさしあげてもいいかもしれない)

著者は陸上自衛隊に始まり、奇天烈・破天荒な人生を送ってきたということ、高校生の時から出版社に自分の作品を持ち込んでいたにもかかわらず、ずっと売れなかった(遅咲き)ということも意外だった。

勇気凛凛ルリの色 (講談社文庫)
浅田 次郎
4062646137
登録情報
文庫: 320ページ
出版社: 講談社 (1999/7/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4062646137
ISBN-13: 978-4062646130
発売日: 1999/7/15

内容(「BOOK」データベースより)
陸上自衛隊出身、ピカレスク人生経由、現在小説家。今や超多忙で絶好調、超有名とサクセスした直木賞作家が、理不尽な宿命を笑いとばす自伝的熱血エッセイ。涙あり笑いあり怒りあり哀しみあり、おのれの目標めざして突き進んだ男の、体を張った文章は、読めば思わずパワーが湧いてくる!元気が出る一冊。







(2013/10/22 21:50)


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