ほとんどの国民はカレーが好きである。
断言してもいい。
十中八九、好きな食べ物、ベストテンに入る人気料理である。
子供たちの場合のランキングではもっと上位にくい込む。
さて、ヘッドラインの話題。
カレーライスは、カレーライスだろ?
ライスカレーは、年配の方がいう言い方で、ちょっと気障な言い方だろ?
位にしか思っていなかったが、その違いとは、
・カレーライスとライスカレーの違い
カレーライス …… 御飯とカレールーが別々になっているカレー
ライスカレー …… 御飯とカレールーが同じ皿に盛られているカレー
が実のところらしい。
ですから、ほとんどの家庭ではライスカレーなのである。
S&BのQ&Aの解説記事では、”カレーライスは「御飯とは別の容器にカレーが入って出てくるややハイカラなイメージのするもの」、ライスカレーは「御飯の上にカレーがかけてあり、それこそソースやしょう油をふって食べる大衆的な雰囲気のもの」”なのだと。また”ライスカレーと一般的に呼ばれていた頃はまだまだ日本も貧しく、カレーは汁かけ飯の一種と理解されていたようで、家計を預かる主婦とっては、小麦粉でいくらでものばすことできる手っ取り早い経済料理だったようです。ライスカレーと聞いて大衆的なイメージをもつのは、このような食経験があるからなのかもしれません。”ともある。
子供の頃は、当たり前のようにウースターソースをカレーにかけていた。亡くなった祖母はお醤油をかけていた。最近はソースをかけるライスカレーを食べなくなったが、あれは脳裏に焼き付く味であって、実に美味しい。
食卓には、赤のキッコーマン醤油、黄色のウースターソースが定番としてどこの家庭にも鎮座していた。
過去の思い出に浸ることは無いが、食の思い出というものは甘酸っぱくノスタルジーをもたらせてくれるものだ。
これからは、
レストランでは、「カレーライス、でお願いします、コーヒーは後で・・」と上品に気取って、
大衆食堂では、「ライスカレー、大盛でね、福新増しで・・」と注文しよう。
そして、ウースターソースをどばっとぶっかけてほくそ笑んでみよう。
(2013/03/24 7:17)
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