吉野家の牛丼が好きだ。松屋、ランプ亭など他にもあるが、元祖「吉野家」のスパイシーで、あの牛肉は、他の追従を許さないのではないか、と腹黒いのである。また、幾多数多の烈々ファンが存在していることも既知の事実である。
ああ、寒い、外に出たくない。家に帰ったけれど空腹だが直ぐに食べるものがない。あぁ、腹減って死んでしまう・・・
どうすりゃいいのさ。
あるじゃないか、空腹を満たし、満足感を享受できるものが。
そりゃ、吉野家の牛丼弁当だ。
アマゾンでも吉野家の冷凍・牛丼の具は販売されている。
しかし、冷凍ご飯もなかったら、空腹でもんどり打つのは地獄の苦しみではないだろうか?
そこでだ、今、牛丼弁当10個以上で10%OFFもやっているし、買いだめしておくのは得策に違いない。
『吉野家の牛丼弁当は、冷凍→レンチンに耐えうるか?』
が今回の研究テーマである。
(実際は、牛丼弁当は冷凍庫に10個も入らないので、3個でパイロット試験することとした)
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まずは、熱々のうちにジプロックに空気を抜いて封をする
薬味(生姜、七味)も一緒に入れておくのが望ましい。
効能は、
・水分の発散を抑止する
・風味を閉じ込める
・他の食品の移り香を遮断する
のが狙いだ。
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一晩、冷凍して、蓋を開けた状態
当然だが、カチンコチンになっている
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発泡スチロールのまま、レンチンするのは、身体に悪そう。そもそも、発砲スチロールをレンジで使えるのか?
昨夜、迷い猫との事前検討段階では、タッパウェアの四角/深さありを使えばよいのではないか、とアドバイスを受けたが、タッパに入れたまま食べるのは僕は嫌いだ。仮に百歩譲ったとして、どうやって移し替えるのか? 彼女はスカイプでこう言った。「熱いうちにスプーンで移し替えておけばいいじゃない」 なんと不甲斐ない、牛肉とご飯が混ざってしまい、ぐちゃっとなって、調和が乱れるではないか。猫飯はそれでもいいが、僕には信じられない。美しさがほしい。
丁度いい器があった。百均で買ったものだ。
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蓋を閉めて、ひっくり返し、底を指で押す。すると、プルンと飛び出す
「さぶっ・・」かったろうに牛丼弁当君
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その状態で、器を被せ、ひっくり返すと・・
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このように
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薬味は生姜、七味とも凍らず、通常と同じコンディションを保っていた
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サランラップで密封し・・
(クレラップ等でもいいが、サランラップが強度、耐熱性、切り離しのシャープさではベストで、他の製品はオススメできない。間違っても粗悪品は使わないこと)
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レンチンすると、熱々湯気が立ち上り・・
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薬味をトッピングし、なんとまあ、香しき牛丼弁当様
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とまぁ、昨夜から気になって気になって仕方なく、5時過ぎに目覚めてしまった。
一刻も早急に研究の結果、成果を挙げないと、気が狂いそうになっていたのだった。
そして、早朝から、牛丼弁当をかっ喰らってしまったのだった。
美味い。
あまりに初回研究でうまくいってしまったが、追加研究を実施するとすれば、
つゆだくの場合はどうか、
長期保存(半年以上)した場合の風味の劣化具合はどうなのか?
など探求心を枯らしてはなるまい。、
(2013/01/06 7:28)
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