通勤時間の増加と引き換えに、多少広い場所を手に入れた。
通勤時間が延びた分だけ、読書時間も増えた。
実は４回、電車を乗り換えて、会社に着くのではあるが・・・

暇任せにブログを書くより、引っ越し先の家具製作で、あれやこれや・・・

なので、ブログの更新頻度は激減した。

計画していた壁面一杯の書架を作った。
随分、きちんと設計して、休み休みに仕上げていった。

何せ、僕が使える電動工具はインパクトドリルしかない。
他はハタガネ、クランプ、ノコギリ、サンドペーパー。

しかし、セミプロ級の腕はあるかもしれない。

ブックシェルフは壁を覆い尽くし、そのサイズは幅４ｍ２５ｃｍ、高さ２ｍ３３ｃｍとなった。

組み立て中に、本棚が倒れ、押しつぶされてしまったこともあった。
死ぬかと思った。
２、３日、びっこを牽いた。



トップは、飾り縁を付けたくて、ビットの種類を勉強し、「みはし（株）」のモールディングを採用した。
角材にコロ付きギンナン面と、コロ付きさじ面を貼り合わせたのは、かなりのセンス。


縦のラインは、Ｕ溝（坊主面）と底はぎんなん面の加工を、ｉタウンページで探し、交渉しまくって、ようやく木工製作の代表者にルーターでビット加工してもらった。

耐震も最善の策を施した。
揺さぶっても富士山のの如く動くことはない。


手間暇かけた分、安くできた。
オートクチュール。
材料費は、聞いたらびっくりされるかもしれない。
それだけ自分が満足する出来映えとなった。

とても楽しい時間だった。



退職後は、木工製作店、または工務店に再就職してもいいかもしれない。