誕生日、それが何か・・ 2012
3/27
火曜日

今日は私の誕生から半世紀が過ぎた、という通過日である。

世の中には誰しも自分の生まれた日、というのがある。
これは曲者である。

父や、なくなった母、兄、姉にお誕生日のプレゼントをしたことがない。
父や母は、今日は自分の誕生日だと言ったことも無かったように思う。
ただ、過ぎていくだけ。
それでいいように思う。

自分が誕生日だから、祝ってもらおうとか、何かプレゼントがほしいとは思わない。


両親・兄弟の誕生日は、「そうか、今日は誕生日か、XX歳だな」と忘れることはない。
言葉にして伝えなくとも、テレパシーで伝わっていると思う。


それから、息子や娘の誕生日も忘れたことはない。
ここでも、子どもたちに誕生日のプレゼント(幼少の頃は除き)をしたことがない。
(しようと思っても、側にいなかったが)

心の中で、また一年が過ぎたか、事故もなくよかったと思うだけだ。

僕は片田舎で生まれ育った所為もせいもあるのか、兄弟や親子の間で、プレゼントの交換をするという習慣がないし、どうもしっくりこない。
プレゼントがなくても、心が繋がっていれば、言葉も品々も不要であって、お互いに要求しないのではないか。

僕は、かなり強情者で、なかなかの偏屈者なのだろう。





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(2012/03/27 7:33)



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