アクセス解析(6)-アクセスログからわかること 2012
2/15
水曜日

熱いご要望の応えてシリーズ、アクセス解析の6回目。


◇過去のアクセス解析
2011/09/19『アクセス解析(1)』、”ウェブサイトの運営者が閲覧者の環境・特性などを調査することの概要
2011/12/02『アクセス解析(2)』、今年のセッション数、サイトビュー数、国別セッション数
2011/12/10『アクセス解析(3)』、”-検索語トップ36、リファラー大分類-”
2012/01/05『アクセス解析(4)』、”-どこの国、どこの都市(県)からアクセスがあるか?-”
2012/02/13『アクセス解析(5)』、”-オーバービュー的考察-”

昨日と同様のアクセス解析ツールを用いて、今回はアクセスログからわかる情報を記述してみよう。
これらを可能とするために全ページ(3,000ページ超え)に解析用のタグを埋め込んでいる。

アクセスログでわかる3つの経路分析は、
1.ユーザー一人ひとりの移動経路がわかる。
ユーザーがサイトをどのように移動したか、ページ毎にどのくらいの滞在時間があったのかが確認できる。

2.ユーザー一人ひとりの行動履歴がわかる。
ユーザーが過去に行った移動経路が全て確認できる。

3.いろいろな条件でアクセスログを検索できる。
あるページを閲覧したユーザーのアクセスログなど、色々な条件でアクセスログを検索できる。


                   図1.1 解析ツールによるクセスログの表示(私のアクセス例)


これらの情報を元に、例えば検索エンジンで検索により私のサイトを訪問してくださったが、興味を失したか、すぐに離脱した方へは関連ページへ誘導するようなリンクを貼ったり、それを目立ちやすいような位置に配置するなどの調整ができる。

しかし、どこの県か、どこのプロバイダーを使っているからといって、どこの誰まではわからないので、あくまで、どのようなページを辿っているのか、どのページを長く見てくれているのか、動線を掴んでサイトへフィードバックすることが目的なのである。

じっくり取り組めば、意外とそれなりの効果はあるのかもしれないが、そこまで暇ではないのである。













(2012/02/16 0:10)





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