アクセス解析(5)-オーバービュー的考察 2012
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月曜日

シリーズ、アクセス解析の5回目。


◇過去のアクセス解析
2011/09/19『アクセス解析(1)』、”ウェブサイトの運営者が閲覧者の環境・特性などを調査することの概要
2011/12/02『アクセス解析(2)』、今年のセッション数、サイトビュー数、国別セッション数
2011/12/10『アクセス解析(3)』、”-検索語トップ36、リファラー大分類-”
2012/01/05『アクセス解析(4)』、”-どこの国、どこの都市(県)からアクセスがあるか?-”

アクセス解析については、上述のとおり折を見て触れてきたが、今回は改めてアクセス解析ツールを導入し、一ヶ月半が経過したのを機会に、オーバービュー的に考察をしてみたい。
調査期間は2012年1月14日(土)~2月12日(日)の一ヶ月間である。

これまた一般ユーザーからすればどうでもいい話であって、サイト管理者であるからサイトの傾向を分析し、更にサイトをチューニングするため、そしてまた魅力あるサイト(?)とするために必要な情報といえる。
それでは、図別に考察してみたい。



図1.1「日別ページビュー(PV)数」は、緩やかではあるが増加傾向が見られる。
別の解析ソフトでは曜日別にアクセスの特性があることも把握している。

一訪問当たりのPV数は4.1であるが、私のトップディレクトリ(https://iwasashougo.com/)を開くと、フレーム分割で上下に2画面、ブログに入ると左右分割で2画面開くため、これだけで4画面となる。ブログが更新されていないと速攻離脱することは日々のアクセスログを監視しているので自明である。如何にブログの更新頻度を守る(少なくとも毎日の更新)ことがリピーターには再訪を促す契機であり持続させることが肝要だ。しかしブログの更新頻度がサイトアクセスに寄与しているとはいえ、“ブログを日々更新しなければならない”といった「すべき思考」に陥ることは愚かであり避けたいものだ。



図1.2「日別訪問数」は緩やかではあるが、増加傾向にある。



図1.3「日別サイト滞在時間」は5分~10分の間となっている。あくまで平均滞在時間であるため、数十秒から数時間までと幅はある。上述のブログが更新されていない場合の速攻離脱する訪問者は滞在時間も自ずと短くなるだろう。しかし、ブログの文章が短いからといって滞在時間が短いという公式は成り立たず、ここ数ヶ月の私の文章は比較的長文であるが、途中で飽きてしまい、最期まで読むことに耐えきれず離脱することもわかってはいる。最後まで読んでくださる方は稀有であり、改めてお礼申し上げたい。



図1.4「日別直帰率」は45%前後で推移しており、魅力あるサイトを目指したい。しかしながら牽引役がブログ一辺倒ではなく、魅力あるコンテンツ作りを心がけたい。されど私の趣味の範疇が人様より一般受けするジャンルではなく、偏った部分にあるのはマイナス要因となっているのかもしれない。たまには、他のジャンルも覗いて下さることを希望したい。



図1.5「時間別ページビュー数」は午前と21時頃にこぶがあり、朝の出勤前、出勤後、また夜のリラックスした時間帯にご覧頂いているのではないか。一般的傾向といえるだろう。17時前後にも小さなピークがあるが、退社前に訪問する傾向があるのではないか。これらのユーザーを引きとめ、「今日はどんな馬鹿げたことを書いたのかな」と興味と期待を惹きつける一手段として、ブログの更新時刻(21時前)にも気を配る必要があろう。



図1.6 「1訪問あたりの再訪問時間」は1日16時間で、前回の訪問から次の訪問までの平均時間である。もうひとつ、新規訪問とリピーターの比率であるが、固定訪問数であれば、リピーター率(オレンジ)の折れ線が増加し、固定ユーザー化(ある意味のファン)することが望ましいことではあるが、図1.2「日別訪問数」が徐々に増加していることを勘案すると、リビーターのユーザー数は概して変動はない。このグラフからは読み取れないが、同日の訪問が67%となっておりリピーターに限っていえば日々、訪問してくださっていることがわかる。

  

図1.7「OS別比率」、図1.8「ブラウザ別比率」は特に目新しいことはなく、一般的な傾向だろう。本サイトはInternet Explolarで調整しているが、ここ最近ではgoogleのchromeが躍進著しい。IEに比して軽い動作性があるため徐々にシフトしている傾向が過去のアクセス状況と比較すると明確である。



図1.9「ユーザがアクセスしてきている日本国内・県別」ではこの一ヶ月で島根県を除く都道府県からアクセスがあった。色の濃い部分はアクセス数が多い地域であって、東京、千葉がアクセスが多く、続いて、神奈川、埼玉、大阪がやや多くなっている。



図1.10「ユーザがアクセスしてきている世界別」でグラフからは読み取れないが、全アクセスのうち、9.7%がアメリカからの訪問である。Zero Fighter(零戦)サイトへのアクセスも多分にあり、嬉しい限りである。


どうでしょう。
実につまらない、もうこんなネタで二度とブログを書くな、とおっしゃる熱烈なファンの皆様、
次回もどこかでアクセス分析でお会いしましょう。
(もう少し難易度を上げてもよいのかもしれません)

では。












(2012/02/13 19:42)





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