※昨日(1/24)、このブログを書いて、1/27にアップしようとしていたのだが、今朝、NHKのあさイチで「全般性不安障害」、「パニック障害」の話題だった。対応策のひとつとして認知行動療法の、「・・と思った」が採り上げられていた。先を越された。そんなことで悔しがることはアサハカなのだが、決してパクリではないことを言い訳しておこう。
少し前に学習した『認知行動療法-実践版-』でカウンセラーの方がいいことをおっしゃったので忘れぬうちに整理しておきたい。
図1.1に「認知療法の基本モデル」は昨年12/27にも触れたが再掲する。
ある出来事によって自分が嫌な気分になることがある。(誰にでもある)
すると、そのことで行動が制限されたり、消極的になったり、また身体も不調を呈するようになったりする。
(これも誰にでもある)
→※この連鎖(相互関係)が上図の認知行動療法の基本モデルとなる。
(いまはこのことは忘れて下さい)
これらの気分(怒り、悲しみ、混乱、抑うつなど)の捉え方(認知)を問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方ができるようになること(認知再構成)が認知療法、行動療法の心理療法なのである。
かなり大雑把な言い方をしたが、そうはいっても人間、不機嫌になって、怒り心頭、意気消沈でどん底気分に脳全体が覆い尽くされているとき、「7つのコラム表」なんて考えられるわけがない、いい加減にせいよ、となるのが、これまた誰にでもある日常的なことである。
つまり、”自分を客観視”できていないと、”現実的で柔軟な考え方”まで
もっていくことは難しい。(確かに難しい)
少し時間をおいて気持ちを落ち着かせてから振り返ったほうがベターでしょう。
しかしながら、今、現実、嫌な気分になっている、ずっと引きずったままではストレスが溜まりまくってしまう。
どうしよう?
まずは、自分を客観視する手っ取り早く簡単な方法をカウンセラーの方に教わった。
嫌な気分になったとき、その気分の後に続けて、このように呟いてみよう。
『~と思ったんだな!』
深呼吸・・・
なんとなく幽体離脱して、客観的に俯瞰しながら自分を眺めているように感じられませんか?
感じられたら、あなたは最高!!!
センスがあるってこと。
(参考記事)
→7つのコラム表
→『スキーマに挑戦しよう』
→『スキーマ調査票』『スキーマに対する根拠の検証用ワークシート』
(2012/01/25 21:05)
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