デイケアから帰ると初恋の△△さんから年賀が届いていた。
一方的に一目惚れした4つのときから45年の歳月が流れている。
同窓会の状況を伝えて下さった。
「お久しぶりです
お元気ですか
インフルエンザはやっつけましたか
田舎の皆は あたたかかったです
E先生 お元気でした
今回は 残念でしたが次回は5年後か
10年後らしいです
次回はあえるかな?
お大事に」
変わらぬ字体に懐かしさと思い出が胸の底から突き上げてきた。
「あえるかな?」のところを10回ほどスキャンした。
5年後か、
なに、10年後だって?
随分と未来ではないか。
お互いに55歳か、60歳になっている。
当然、逢えますよ、何があっても帰るから、いろいろとお話をしましょう。
年賀を書かなくなって10年、一時は200枚を超える年賀を手書きで書いていたのに・・・
でも年末は楽でいいです。
とても心がポカポカした気持ちに満たされた。
速攻、お礼の葉書を書いた。
初恋はいつまでも甘酸っぱい。
なぜか、ドキドキしている自分がいた。
(2012/01/06)
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