初恋の人からのお年賀 2012
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金曜日

デイケアから帰ると初恋の△△さんから年賀が届いていた。
一方的に一目惚れした4つのときから45年の歳月が流れている。

同窓会の状況を伝えて下さった。
  「お久しぶりです
  お元気ですか
  インフルエンザはやっつけましたか
  田舎の皆は あたたかかったです
  E先生 お元気でした

  今回は 残念でしたが次回は5年後か
  10年後らしいです
  次回はあえるかな?
  お大事に」


変わらぬ字体に懐かしさと思い出が胸の底から突き上げてきた。
「あえるかな?」のところを10回ほどスキャンした。


5年後か、
なに、10年後だって?
随分と未来ではないか。
お互いに55歳か、60歳になっている。

当然、逢えますよ、何があっても帰るから、いろいろとお話をしましょう。

年賀を書かなくなって10年、一時は200枚を超える年賀を手書きで書いていたのに・・・
でも年末は楽でいいです。



とても心がポカポカした気持ちに満たされた。
速攻、お礼の葉書を書いた。


初恋はいつまでも甘酸っぱい。

なぜか、ドキドキしている自分がいた。

僕たちは年長組、年長組と年少組が一緒に撮影。1967年のこと。
3段目に一際凹んだのが僕。 △△さんも写っている。

『ずば抜けて小さかった僕』
『大人ぶっていた僕』
初恋のひとに告れなかった僕
我が身を幽閉・軟禁状態
「疑うことのない精神」





(2012/01/06)






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