クリスマスイヴに、「ギョウ虫」の話題とは何たるこでしょう。
・・・・・
まあ、いいでしょう。
まだクリスマスケーキを食べてないかたは、即刻退場してください。
1.『【更新版】ギョウチュウがいた、いやまだいるかも、ぎょうえーーーーっ』
2.『雌ギョウ虫発見、死にたい』
3.『ギョウ虫挌闘記 』
4.『ギョウ虫殲滅作戦』
と触れてきたのですが、本日をもって「ギョウ虫殲滅作戦」が収束したことを宣言します。
この10日間、持久戦、消耗戦の様相を呈していたのです。
既に、精も根も尽き果てしまうではないか、と感じておりましたが、
本日は一匹も攻撃するギョウ虫の気配はありませんでした。
戦況と経過を報告しましょう。
12月15日にサトウ製薬の”パモキサン”を服用しました。
ここからギョウ虫は下りだしました。
12月19日に近くの総合病院の内科を受診し、”コンバントリン錠”を服用しました。
速効、メスギョウ虫が3匹、降りておりました。
ガムテープで中央溝に防御壁(名付けて”ギョウチュウホイホイ”)を築いていておりましたので、
被害は拡大することはありませんでした。
それからも激しく、3mm~5mm程のオスギョウ虫か、はたまた、孵化して日が浅い
幼虫ギョウ虫なのか、よく判りませんが、毎日毎日、バンザイ攻撃をかけてきたのです。
これらは、パンツに突き刺す、もしくは突き抜けるばかりでなく、ヒートテックタイツにも突き立っておりました。
パンツ、タイツ、更にTシャツの背中まで昇ってきては最期のくすぐり攻撃を仕掛け、そして
生地の目に突っ込み、息絶えるのが常でした。
どうしたかといいますと、毎朝、毎夕、下着やシャツを裏返しては一匹ずつ、手で毟り取っていたのです。
気の遠くなるような時間でした。
タイツのくるぶしまでギョウ虫は突き刺さっておりました。靴下の中にまで潜り込んでおりました。
皆さん、想像出来ないでしょうが、精神的にかなりのダメージを与えてくれます。
ギョウ虫大隊は、その数、数百匹はいたのではないでしょうか。
こちらはひとりです。
とても援軍を送り込む余力はありませんでした。
やつらは持久戦に持ち込み、しぶとく斬り込んできたのです。
私は精神的苦痛に悲鳴をあげそうになりました。
実際のところ、叫びました。
挫けそうな心を奮い立たせ、戦術の作戦通り、全てを遂行したのです。
ここで、振り返ってみましょう。
■戦術
■その1:<ベッドから逃避ギョウ虫殲滅作戦>
→起床後、布団乾燥機で熱死させ、併せて快晴時は日光日干しによる紫外線照射にて抹殺する。
■その2:<衣類付着のギョウ虫殲滅作戦>
→日中はとくに対処することはないが、日に10回程度は肛門付近を湿したトイレットペーパーで拭く。
→朝のシャワー、夜のシャワーで身体を洗い流す。
→替え時に衣類を裏返し、徹底してバスタブ内ではたき落としたのち、熱湯シャワーで死滅させる。
→叩き落とせなかったギョウ虫は、ベランダに衣類を放置し、自然外気を当て冷凍死させる。
(クーラー室外機前も有効と判断せざり)
→シャワー後は、下着、タイツ、Tシャツすべて着替える。
→出来うれば洗濯は朝早に行い、日光乾燥による紫外線照射を加える。
■その3:<経口感染抑止のため清潔環境維持・再発抑止作戦>
→就寝以外の時間帯ではギョウ虫の床への脱落防止のため足元はゴムで縛る。
→毎日欠かすことなく、部屋は掃除機をかける。
→手洗いは小まめにおこなう。(特に喫煙時には忘れないこと)
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ひとつひとつの作戦について効果を測定し、戦況を顧みて、それらを文書化しては
『教訓』を残し、クロージングしたいところではありますが・・・・
プロジェクトではそうするものです。
そうしたいところではありますが・・・
もう二度と、経験することは無いでしょう (そう願っております)。
皆さんも、私の気持ちをお察しいただけるでしょう。
思い起こせば、こちらもひとりでよく戦い抜いたものです。
「よし、よく頑張ったな、今日はゆっくり風呂に浸かり、ぐっすり眠ってくれ」
総司令官の声が聞こえたような気がしました。
「クリスマスよ、それにはどういう意味があるのか、
それは誰にも公平に精神的苦痛を和らげてくれるものなのか」
否、そうではないでしょう。
(2011/12/24 22:57)
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