ギョウ虫挌闘記

2011
12/17
土曜日

まだ書くか、の「ギョウ虫挌闘記」です。

クドイですが、
食事中の方、直ちにこのページから離脱して下さい。
これから食事をしようとする方も同様です。


【更新版】ギョウチュウがいた、いやまだいるかも、ぎょうえーーーーっ
雌ギョウ虫発見、死にたい
順追ってご覧になられてから本ページをお読み下さい。
そうしませんと、文脈につながりがありません。

さて、前回のブログからのギョウ虫との闘いです。

実は、パモキサン服用後、便が出ていませんでした。
これはギョウ虫たちの一気放出の妨げになっているのではないでしょうか。
このように考えるのは自然なことです。

夕方、6時頃、業を煮やした私は、取り敢えず便座に腰をかけました。

パンツを下ろし、いつもの如く観察しますと、ギョウ虫が5匹突き立っておりました。
つまり、これは逃避行動のひとつかもしれません。
ギョウ虫はそうめんよりも、針よりも、尚細いのです。
パンツの布地を突き抜けるということはいとも簡単にできることを発見しました。

そして更なる驚愕は、先日購入しましたユニクロのヒートテックタイツまで到達しておりました。
なるほど、この手のタイツでも通過力は衰えません。

恐る恐るその外側の、これまた冬に備えて購入しましたユニクロのウォームイージーパンツまで
到達しておりました。

この時点ではパニックに見舞われてしまい、トイレットペーパーでひとつひとつ摘みとりました。
ギョウ虫はパンツの目も通るほど細いのです。
毛抜きでトゲを抜くほどの技能を要するでしょう。

手も綺麗に洗い、さあ、食事です。
激しく少食気味でしたが、食物を口にしないと便を催しにくいでしょうから、
二十一穀米(世界モンドセレクション金賞受賞)入りのご飯と、お味噌汁+納豆(卵入り)+お新香と質素にギョウ虫のこともすっかり忘れ美味しくいただきました。

さて、先ほど、23時にようやく便を催しました。
ご飯のお陰でしょう。
シンプルな押し出し方式です。

ここでギョウ虫の行動を再観察です。
下着のパンツは全匹通過し、ヒートテックタイツの太ももあたりまで何匹かは降下しておりました。
今もこのタイツを履いております。
一匹ずつ取るのに疲れてしまいました。

人間は環境適応能力があります。
私は肚を据えれば、意外と動じないところがあります。

そういえば、太もも当たりが微妙にモゾモゾしておりました。
未確認ですが、背中あたりもモゾモゾします。

しかし、先ほどの便で100匹くらいは脱糞と共にひねり出せたことでしょう。
これはさすがに観察する気持ちにはなれませんでしたが・・・。

ここで、話しが逸れますが、
第二次世界大戦時の日本陸軍、海軍は補給路を遮断たれ、食料の補給も物資もなく各島で、
たとえばアッツ島やガダルカナル島をはじめとする戦地で玉砕またはほぼ玉砕まで追い込まれました。
硫黄島もそうでしょう。

ここでの兵士たちは、生きることが死ぬことよりも苦しく難しいことだったのです。

身体に湧き、地肌を這う蛆虫は高級タンパク源、頭を掻くのと同レベルで瞬間に蛆虫を
手に取り、口に投げ入れては咀嚼しました。
硫黄島の地下道に潜伏する兵士たちもボウフラの湧いた泥水さえ口にしました。
木の根っこだろうが、土だろうか、口に入る物は食したのです。

太平洋戦線の島々では人食さえ公然とありました。
人肉を食べると、肌の艶がよくなり食べたかどうか誰の目にも判ったそうです。

マラリア(これも寄生虫によるもの)などの感染症による死亡も甚大な被害をもたらしました。

それでも如何に生き延びるか、生きて内地に帰るんだ、と。
死んで楽になりたい、殺してくれと哀願し、手榴弾を腹に抱え、
散っていった兵士が数えきれずいたのです。

”諦めた”=”死”の構図であったわけです。
執念こそ、死からの生還するための第一条件といえるでしょう。

随分、横道に逸れましたが、このような書物をたくさん読んでおりますので、
ギョウ虫のトゲ程度の数十匹、数百匹、驚くに値しません。

いいですか。
ギョウ虫が湧いたからといって死ぬ人はいないのです。

これからもギョウ虫生活を楽しむつもりです。

しかし、当分、誰も私に近寄る人はいません。
これ幸い、というところでしょう。

ではシャワーをして就寝することとしましょう。

お休みなさい。

【再掲】

ヒトの盲腸に寄生し、肛門の括約筋が弛緩する睡眠中に産卵を肛門の周辺で行う。このときギョウチュウの活動や、産卵の際に分泌する粘着性物質によってかゆみが発生するため(無意識下で)掻き毟ることが多々あり、手などに付着した虫卵が撒き散らされることによって感染源や自己再感染の原因となる。虫卵は人間が摂取すると十二指腸で孵化し、盲腸で数週間ののち成虫となる。先進国においては乳児・児童とその親に感染者が多く、感染率は10-20%程度とされている。
・・・
なお、このように直接に人間から人間に伝搬することが可能であるため、現在においても広く寄生が見られる。
・・・・・
Enterobius vermicularis は体長がオス2-5mm、メス8-13mm程度であり、乳白色でちりめんじゃこ状の形をしている。虫卵は卵型で直径40μm程度であり、通常の室内環境で数週間生存し感染性をもつ。
(以上、ウィッキペディア参照)

ぎょう虫の成虫は、人間の腸内で生活しています。このうちメスが夜間、就寝中に肛門まで出てきて、肛門周囲の皮膚に1時間で6000~10000個の卵を産み、メス自身は産卵後死滅します。メス虫の感染後、産卵までの寿命は45~50日とされ、産卵されて数時間以内に卵内に感染幼虫が形成されます。(子どもを見守るココロ塾)

ぎょう虫卵は紫外線に弱いので、寝室に日光を入れる、寝具の日光干し、衣類や寝具を清潔に保つなど。起床後すぐのシャワーや入浴も感染拡大予防になるでしょう。(子どもを見守るココロ塾)







(2011/12/17 23:40)

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