一度でも無償の愛を受けた人は・・・・ 2011
11/21
月曜日

リワークのメンバから勧められた本、ちら読みしただけだが、エッセンスだけノートにピックアプしてみた。

『無償の愛』とは何だろう。
見返りを求めない愛とも言えるし、『愛は所有するものではない、”愛は在るもの”である』と過去のブログにも書いた。

僕自身のことでいえば、両親、祖母、祖父、兄や姉から損得勘定一切なしの愛情を満身にシャワーのように浴びた。
小学4年生の担任だったM先生、中学の担任の先生は、叱りながらも温情に励ましてくださった。
就職してから最初の職場で出合ったK係長、F主任、厳しさの中にも優しさがあり、このような人には
命を賭けてもついていこうと思った。
その後の職場でもそういった上司にたくさん出合うことができた。
感謝ばかりである。

これは自分で努力して身につける類のものではない「一財産」かもしれない。
こうされると部下は何はなくとも付いてくる、求心力を自然に引き寄せることを学んだ。


僕たちの軸足はどこに置くのか?
自分であったり家族や友人であったり、仕事であったりするが、仲間(何を仲間と呼ぶかは人それぞれだが…)を
意識するとき、どのようなスタンスでいればよいのだろうか。
そのために必要なものは何か?

自分の手柄(成果)はメンバがあってのもの、手柄(成果)はメンバ全員で平等に分かち合うもの。
決してメンバやリーダの手柄(成果)を上司は取るべきでなない。
このような人には、部下(メンバやスタッフ)は命を預け、ついて来ることは決してない。

ここで掲げる要点は、以下の著書からのピックアップである。
『ごく普通』、『至極当たり前』に思える事ばかりだが、これらを自然と身につけ
サラリと行動できている人は「よき人生」を歩んでいるのだろう。

仕事(もっと大袈裟に人生)に於いてどのように活かせるだろう。
考えてみては如何なものか。

ルフィの仲間力  『ONE PIECE』流、
周りの人を味方に変える法

安田雪
4776206935
本書のタイトルにある「ルフィ仲間力」とは、
 1、仲間を集める
 2、仲間と助け合う
 3、仲間との信頼を強化する
 4、仲間と一緒に成長していく

現実の世界でも、この4つの力は私たちの支えになります。
仲間力を身につければ以下が実現します。

 ・苦手な上司や同僚と絆が深まる
 ・部下や後輩から信頼される
 ・チームのメンバーの心が「一つ」になる
 ・偶然出会った人が生涯の友になる
 ・年齢や立場に関係なく、本当の仲間が現れる
 ・あなたを支えてくれる応援団ができる
 ・心から笑い合える親友ができる


本書では、周りの人たちがあなたの「味方」に変わる、ワンピース流・真の仲間の作り方をお話していきます。

★印は僕が感銘した部分、★★は秀作かつ絶品、哲学とすべし。 ※あくまで個人的主観

・★表面的な友達との関係を大事にしすぎるあまり、深い関係を持とうとしない
・仲間とは、一人では到底かなえられないような夢を共有する人たち
・★仲間を集めて何をしたいのかを明確に持たない限り、仲間は集まらない
・本当に心から笑い合えるような仲間と真剣に生きてこそ悔いのない人生
・★「器用で優しい」では仲間はできない
・★自分の考え方、生き方に信念を持っていないと仲間として認めてもらえない
・★よい仲間とは、たとえ喧嘩をしても関係は絶対に崩れない
・お互いの意見をぶつけ合って、ときには喧嘩をし、それでも後には心から笑い合えるような人間関係
・★大事なのは仲間の数ではなく仲間の質
・心からの思いや絶望からの言葉、危機的な状況で頼ってきた仲間に対しては、絶対に自分から伝える
・★現実的な大人のモデルを一人でも持っていれば、自分の能力は、確実に伸びる
・★自分で目標を見つけて、いかに行動していくか
・自ら旗を掲げること
・わかりやすい旗で掲げること
・一度揚げた旗は決して下ろさないこと
・★他者を大事にできるかどうか
・★相手の姿・形にまったく偏見をもたないこと
★★どのような相手であっても、最初はオープンマインドで接する
  →最初は偶然に合った仲間でも大事にする
  →最初から敵だと警戒心を持っていては仲間になれない
・★過去に敵としていた者であっても、同じ目的のためなら一時的でも見方にする柔軟性は見習ってみるべき
★★自分の弱みを見せること
★★自分の弱さを素直に認める強さ
・★個人の短所を決して否定しないこと
★★仲間の欠点や短所を認める
・長期的に借りを返すのでもいい
・周りの人の助けをどんどん求めていこう
・強いチームを作るための必要な三つのこと
(1)★★共通目的
(2)★★コミュニケーション
(3)★★貢献意欲
・★★同じ目的をもち、同じ方向を向いていることを常に確認する

★★綿密なコミュニケーションは、チームの潜在能力を劇的に向上させる
・「自分にできることは何か」を常に考えることが重要
★★フラットな関係だからこそ、お互いに意見をぶつけ合い、間違いを指摘し合い、助け合える
・★仲間であっても、お互いには緊張感のあるライバル関係を保つことがとても重要
・メンバの全員が活躍できる場を持っていること
・自分の存在を確認できる場を自分で確保すること
★★一度でも無償の愛を受けた人は、人を信じる事ができ、仲間を信頼することもできる
・仲間を信頼するための大前提は無償の愛を受けた経験があること
・★信頼できる仲間が得られるように人や社会に対して壁を作らないでほしい
★★仲間に強制は必要ない
★★仲間の人生や人格を、コントロールしないこと
・★自己犠牲の上でお互いの信頼関係は強力なものに変わっていく
・★見返りを求めずに人に接することはできる
・過去の幸せな体験が苦しい時の底時からになる
★★バランスのいい仲間関係は、一人ひとりの能力の足し算以上の力を発揮する
★★自分の長所(個性)をひたすら伸ばしていくこと
・各自が自分のためにではなく、他人のためのほうが努力できる
★★弱点を自覚しながら、長所を伸ばすことにかける
★★どれほど不利な状況に陥っても、絶対それを仲間のせいにしない
★★達成した瞬間に感謝の言葉を伝える。ちゃんと努力を認めて報いる
・★部下から上司、後輩から先輩にプラスの言葉をかけることも有効なもの
・仲間一人ひとりが、それぞれ外に向って違う集団と結びつく
・★信頼している人が信頼している人は、信じたほうがよい


どうでしょう。



(2011/11/21 21:17)


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