車椅子に乗る犬 2011
9/26
月曜日

7時に起きて「鳥獣保護区」を散歩した。

この時期が一番いいのかもしれない。
爽やかなで身を引き締めてくれる。
行き交うお爺さん、お婆さん、老夫婦ずれ、犬の散歩をする人、
「おはようございます」と声をかけてくださる人。

人は、苦しくて辛い時があるから、楽しくて幸せなことを余計に強く感じられるものだろう。
人生が一生、楽しくて幸せであれば、そのことに麻痺してしまうのではないだろうか、とも考える。

そういや・・・・
夏頃、柴犬の胴体後に皮のベルトを付け、おかあさんが柴犬を持ち上げるように散歩させていた。
後ろ両脚は、硬直し突っ張ったままだ。
恐らく交通事故なのかよく判らないが一生完治することはないであろう。

今朝、その柴犬の後胴体の両脇に「車輪」が付いていた。
ネット検索すると「ウォーキン・ホイールズ」というそうだ。
身体障害の柴犬は、朝の散歩を待ち侘びたのか、グイグイと力強く猪突猛進していた。

その柴犬の表情はいきいきとして、清々しい気持ちにさせてくれた。
世話をされる住人の方には失礼だが、微笑ましい光景だった。
わんちゃんだって、健気に前向きに生きている。

そういや・・・・
美輪明宏さんの『正負の法則』を思い出した。
「人生、プラスばかりじゃないのです。マイナスの部分もあって、プラスの部分もあって一生通じて、必ず±ゼロになるのです。地球にいる限りは、昼と夜、 日向と陰、陰と陽、北と南、男と女、天使と悪魔、雨の日があって、晴れる日があるのです。」
これを「正負の法則」といっている。

誠に唸らせる。


これからプラスの時が来ますように、と祈りつつ。(2011/09/26 8:56)



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