お兄さん、お尻から尻尾が・・・・・ 2011
2/3
木曜日

 久々ブログ。今日は人生で初めての出来事を目の当たりにした。

それは、帰宅途中の電車の中での出来事。
僕は扉真横の椅子に腰掛けた。いつものようにiPodを聴きながら。
向かいには30歳前後のラフな装いのお兄さんが座っていた。
毛糸の帽子を深く被り、ジャンパーとゆったりとしたパンツスタイル。

数駅が過ぎ、○○駅に電車が停車。
扉が開く。
向かいのお兄さんは早々と振り向きながら下車した。

その後ろ姿に僕は目が釘付けとなった。

空高く上がる凧の脚の様に、パンツの後からトイレットペーパをなびかせながら。
その尻尾の長さ、約50cm。

状況証拠から察するに、このようなシチュエーションが推理できる。

 ・トイレに入った。
 ・ウンコをした。(量の程、便の固さなどは証拠不十分)
 ・トイレットペーパでケツを拭いた。
 ・間髪入れずに、パンツ、およびズボンを上げた。(その動作はコンマ数秒のオーダ)
 ・手を洗った。(これも確かな証拠はない・・)

そうこうして、そのお兄さんも電車に乗ったのだろう。
声をかける間もなかった。

しかし、皆さん、このような状況に出くわした時、あなたは声をかけて差し上げることができるだろうか?
 「あのぅ、ちょっとお兄さん、ズボンからトイレットペーパがはみ出してますよ。恥ずかしいですよ・・・」

相手の自尊心を傷つけずに済ませることができるだろうか。
囁くような声音であっても、言い方を変えてもだ。
まして、相手がヤクザ風体だったとしたら。
しかし、そのままだと周りから冷ややかな視線を浴び続けるだろう。
よって節度ある人間なら、勇気をもって伝えるべきだろう。

ちょっと待てよ。
例えば、
 若くてカワイイのお姉様が、ジーンズのファスナーを全開にしたまま、電車に座っていたら。
 仕事がバリバリ出来そうな美人OLが、パンツの後からタンポンの紐がはみ出したままだったら。

これは悩むだろう。
下手をこくと、ぶん殴られるかもしれない。

要するに「臨機応変」に大人の対応が求められることになるだろう。

今日の教訓は『人の振り見て我が振り直せ』に帰着するだろう。

 では、お休みなさい。(2011/02/03 23:22)



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