一週間ぶりのブログ。先週、兄から母の様態が悪化したと連絡を受け、急遽、徳島の実家へ帰省していた。家族に見守られながら母は２７日（火）に永眠した。２８日（水）のお通夜、２９日（木）の告別式は兄が喪主を務め、葬儀・納骨を終えた。遺族・親戚、在所の方々に見送られた。悲しみが全身を包んだ。父とは５５年連れ添った。僕が夫婦げんかを見たのは小学生に一度きりだった。母は長年リウマチをわずらった。父の献身的な看病はギネスものだろう。兄夫婦や姉も随分と看病をしてもらった。僕は遠くにいて何一つしていない。まったくもって一つたりとも親孝行なことはできなかったし、最後まで心配をかけ通しだった。これからは痛みのない世界で成仏し、また、功徳を積んだ魂となって人間界に降りてきて欲しいと思う。言葉では言い尽くせぬ暖かい母だった。１１：３０発の東京行きフェリーで帰る予定。(2010/08/01 10:10)