『地球カレンダー』をご存じ? 2010
5/27
木曜日

 昨年、夏にeco検定を受けた時のテキストから、一つ話題を。46億年前に地球が誕生した。その日を1月1日0時と見立てた場合、46億年を1年に縮尺した場合、主要な出来事が何月何日となるのか、それを「地球カレンダー」で表したものが、下段の表だ。
<地球カレンダー>

 1月 1日0時 太陽系第三惑星「地球」の誕生 46億年前
 2月 9日 「陸」と「海」が形成される 41億年前
 2月25日 海に最初の生物体である原始バクテリアが誕生 40~38億年前
 5月31日 光合成を行うバクテリアが現れ、酸素が供給され始める 27億年前
 7月18日 細胞に核を持つ真核細胞生物が現れる 21億年前
11月14日 オゾン層が形成され始め、有害な紫外線を吸収するようになる 6億年前
11月28日 動植物が陸地に進出、森ができる 5~4億年前
12月31日16時 最初の人類誕生 450万年前
12月31日23時59分58秒 産業革命-化石燃料の消費が始まる 250年前

 人類が、つまり「人」の祖先に当たるとされるアウストラロピテクス(猿人)がアフリカに登場したのは、約450万年前、地球カレンダーでは「12月31日16時」のこと。

 そして、18世紀半ばの産業革命は250年前、地球カレンダーでは「12月31日23時59分58秒」となる。人類を急激に進歩させてきた陰には、地球に蓄積された化石燃料の恩恵に負うところが大きい。そし「化石燃料」は現在もを使い続られているのは誰も疑う余地はないよね。これは、地球誕生からすれば、1年に置き換えると、わずか2秒の間の出来事となるんだ。こんな短期間で、46億年かけて熟成してきた地球というものを劇的に変えてしまったことになる。だから、地球の未来のすべての動植物のためにも、人間の勝手だけで地球を潰さないように、明るい未来を残していかなきゃ、って思うでしょう?たまにはこんな話題もありかな、ってことで、皆さんも身近なところから、エネルギーを節約することを何気に考えてもらえると嬉しいよね。じゃ。(2010/05/27 23:42)


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