『男と女は話し方で変わる』福田健著 2010
5/12
水曜日

 WEB本の雑誌で紹介されていたヘッドラインの本を読んだ。今、読めば当たり前じゃないか、とは思うものの、男と女の根本的違いを理解して、「そういえば、そうだ」だし、「そうしたほうが、よりベターだ」と辻褄合わせ的に妙に納得してみたりもする。若い時分に、もう少しばかりの、このあたりのセンスを身につけていればなぁ・・・・、なんてぼやいても何もハジマラナイ。本文で「納得」した部分を抜粋してみよう。(2010/05/12 23:05)

・相手に自分がどう見られているか、を意識しすぎて、話し方がぎこちないものになる。
・自分が相手の身になって考えてみる。
・話しを聴いて、それをどう受け取るかは、聞き手が決めることである。「聞き手の決定権」という。
・「聞かれ方」を考えないで話しをしている人の姿がある。
・コミュニケーションとは、相手と自分の違いを知ることなのである。
・話しを聞くとは、第一に、受け入れることである。
・話しを聞くとは、第二に、聞いて考えて、話すことである。
・話しを聞くとは、第三に、反応をはっきり示して、「この通り、あなたの話しを聞いていますよ」と、
 打てば響くように、生き生きと聞くことである。
・聞く力を伸ばすには、
 (1)話し手の内容に、関心、興味を持つ。
 (2)熱心に身を入れて聞く。
 (3)先入観や被害者意識にとらわれていないか、振り返ってみる。
 (4)早合点をしないで聞く。
 (5)話し手の気持ち、糸を理解した上で、返し方を工夫をする。
・感情を上手に伝えるには、
 (1)心は言葉によって相手に伝えられる。
 (2)話には相手があるから、話し方一つで、相手に様々な影響を与える。
 (3)話し方には話し手の心が表れる。聞き手は、言葉の背後に見え隠れする話し手の心を感じ、読み取っている。
・正直にストレートに言う。
・黙って聞いていないで、相槌を打ったり、質問をしたりして、話しを盛り上げる。
男はすぐに話しをまとめたり、コメントをしたがるが、女性からすれば、ただ話しを聞いてほしいのであって、要約やコメントは余計な部分なのだと、知ることである。
・そもそも男という者は、女の自慢話を笑って聞き流せる人でないと困る。
・男は『所有』であり、女は『関係』である。
・男は世界を動かす。女はその男を褒め言葉で動かす。
・些細なことは、些細なこととして扱えばよい。
・「女と男は誤解しあって一緒になり、理解し合ってさよならする」(サルトル)
・不満は誤解から生ずる。自分の言い分だけを主張し口論するのは、「言い合い」であって、「話し合い」でない。

男と女は話し方で絶対変わる

4022507063

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単行本: 224ページ
出版社: 朝日新聞出版
ISBN-10: 4022507063
ISBN-13: 978-4022507068
発売日: 2010/2/19

内容紹介
婚活ブームと言われて久しい。その流行の背景には、メール全盛時代でコミュニケーションがうまくいかない若い世代の悩みがある。そんな中、『人は「話し方」で9割変わる』のシリーズで合計100万部を売っている話し方研究所会長の著者が、どういうふうに会話をすれば男女関係がうまくいくのか、について初めて綴った一冊。

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