『フロリクス8から来た友人』フィリップ・K・ディック 2010
3/17
水曜日

 以前お世話になったGさんの送別会がホテルであった。この3月でご勇退される。多数の参加者があった。手作り感のある心温まる会だった。

 さて、フィリップ・K・ディックの完全読破計画にむけた22冊目『フロリクス8から来た友人』長篇だ。はっきり言って、あまり面白いと思える本じゃない。ディック贔屓があればこそ、最後まで読むことができる、かな。
 文中から、
ニックはイルドを見つめた。
「きみのことをどんなに愛していたか考えてみればいい。そんなに愛してくれる人のことを想像してみるといいよ。だれかがぼくをそんなに愛してくれたらいいな」

「それがだいじなことかい?それがいちばん大切なことかい、・・・・」

 ちと酔っぱらったので寝る。(2010/03/17 22:14)

文庫: 420ページ
出版社: 東京創元社 (1992/01)
ISBN-10: 4488696104
ISBN-13: 978-4488696108
発売日: 1992/01

出版社/著者からの内容紹介
人類の中から突然変異的に現出した一握りの超人たちの前に、六〇億の人間はとりえのない〈旧人〉として支配されるしかなかった。一介の〈旧人〉である主人公ニックは、勤務先の上司につれられ、圧政を打破せんとする地下組織と出会う。彼らの最後の希望は、十年前、外宇宙に救いを求めて地球を後にした英雄プロヴォーニただ一人だった。


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