『愛を読む人』を観て 2010
1/15
金曜日

 昨年、春に読んだ『朗読者』(ベルンハルト シュリンク著)の映画が年明けにDVDでリリースされたのでレンタルして観た。本も感動したけれど、映画もすばらしいね。偶然の人との出会い、それがその人を一生左右するほど、また、たとえば一夏の出来事のように濃縮された期間の出会いが、思い出と共に鮮烈に鮮明に記憶にとどまり、脳裏から消えさることは不可能となってしまうのかもしれない。

 あなたにも忘れられない人、逢いたくとも逢えない既に他界した人があるでしょう。それは、静かにそれぞれの心の中に大事にしまって、今を大切に生きていかないといけない、と思ったね。映画のとあるシーンはむせび泣いてしまった。号泣だね、だからこの類の映画は一人でみるに限る。(2010/01/15 23:31)

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