2009年、読書総評 2009
12/31
木曜日

 2009年も残すは今日一日となりましたね。で、結構、暇していたので、今年、僕が読んだ本をピックアップしてみた。上巻とか下巻もカウントした冊数は91冊。多少、作家・著者の偏りはあるけれど、それなりに面白く読めたと思うし、後書き含めて1ページも読み飛ばしていないことだけは確か。ジャンルで見ると、ビジネス書が一冊だけ、外国人作家の比率が高いね。印象に残るのは、ジェームス・P・ホーガンのシリーズ「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」「内なる宇宙」は斬新的だったし、メルヴィルの「白鯨」も古典として想像以上にユニークだった。S・キングの新作も読めた。フィリップ・K・ディックは来年も助走をつけて目標は20冊、それから、トム・ロブスミスの『チャイルド44』『グラーグ57』はなかなかの読み応えだったし、吉村昭の『漂流』も感動したし、白洲次郎氏を扱った本も、丁度、「マッカーサーと吉田茂」と同時に読んだことで戦後史の歴史観も刷新された。しかし、江戸時代から明治から戦中・戦後、外国や、はたまた宇宙まで本を通して旅が出来たのだから感謝感激。でも、読み終わると、記憶は途端に薄れていくね、漠然と覚えてはいるけれど、暇つぶし読書なのだから、これでいいのよん。

 今年も、自慰的ブログにお付き合い下さった貴重な皆さん、ありがとうございました。来年もくだらねぇことも含めていっぱい書くぞ。(読むに耐え難いのも多かったぞ、おっ!) いいのよ、マスターベーションだからね。ではでは、また来年。≦(._.)≧

1 『元禄一刀流 池波正太郎
2 『はぐれ牡丹』 山本一力
3 『星を継ぐもの』 ジェームス・P・ホーガン
4 『天声美語』 美輪明宏
5 『エドガー・ケーシーに学ぶ幸せの法則』 エドガー・ケーシー
6 『ガニメデの優しい巨人』 ジェームス・P・ホーガン
7 『半落ち』 横山秀夫
8 『神の探求Ⅰ』 エドガー・ケイシー
9 『巨人達の星』 ジェームス・P・ホーガン
10 『利己的な遺伝子』 リチャード・ドーキンス
11 『自分らしい幸せに気づく シェイクスピアの言葉』 一校舎比較文化研究会 (編集)
12 『内なる宇宙』 上巻 ジェームス・P・ホーガン
13 『内なる宇宙』 下巻 ジェームス・P・ホーガン
14 『悼(いた)む人』 天童荒太
15 『マッカーサーと吉田茂』 上巻 リチャード・B. フィン
16 『マッカーサーと吉田茂』 下巻 リチャード・B. フィン
17 『深夜プラス1』 キャビン・ライアル
18 『占領を背負った男(上巻)』 北 康利
19 『占領を背負った男(下巻)』 北 康利
20 『白鯨』 上巻 メルヴィル
21 『白鯨』 中巻 メルヴィル
22 『白鯨』 下巻 メルヴィル
23 『査察機長』 内田幹樹
24 『きみと選ぶ道』 ニコラス スパークス
25 『プリンシプルのない日本』 白洲次郎
26 『ふふふ』 井上ひさし
27 『波切り草 椎名誠
28 『私の流儀』 吉村昭
29 『ユダヤ警官同盟』 上巻 マイケル シェイボン
30 『ユダヤ警官同盟』 下巻 マイケル シェイボン
31 『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク
32 『人間椅子』 江戸川乱歩
33 『魂の重さは何グラム』 レン フィッシャー
34 『ボッコちゃん』 星 新一
35 『芋虫』 江戸川乱歩
36 『チャイルド44』 上巻 トム・ロブ スミス
37 『チャイルド44』 下巻 トム・ロブ スミス
38 『陰の季節』 横山秀夫
39 『図解ガイド『世界の三大宗教』重要ポイント83』 ビジネスリサーチジャパン『宗教と歴史』プロジェクト
40 『果てしなき流れの果てに』 小松左京
41 『岸和田の血』 中場利一
42 『銭売り賽蔵』 山本一力
43 『背負い冨士』 山本一力
44 『イギリス人の格』 井形慶子
45 『イギリス式 月収20万円の暮らし方』 井形慶子
46 『古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家』 井形慶子
47 『鷲は舞い降りた』 ジャック ヒギンズ
48 『破獄』 吉村昭
49 『ま、いっか。』 浅田次郎
50 『漂流』 吉村昭
51 『鉄道員(ぽっとや)』 浅田次郎
52 『ザ・プロフェッショナル』 大前 研一
53 『必中への急降下』 渡辺洋二
54 『死顔』 吉村昭
55 『指揮官たちの特攻』 城山三郎
56 『一歩の距離ー予科練』 城山 三郎
57 『特攻回天戦』 小灘 利春、片岡 紀明
58 『ゴールデン・マン』 フィリップ・K・ディック
59 『パーキー・パットの日々』 フィリップ・K・ディック
60 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』 フィリップ・K・ディック
61 『まだ人間じゃない』 フィリップ・K・ディック
62 『戦争が終り、世界の終りが始まった』 フィリップ・K・ディック
63 『時間飛行士へのささやかな贈物』 フィリップ・K・ディック
64 『夕暮れをすぎて』 スティーヴン・キング
65 『グラーグ57』 上巻 トム・ロブ スミス
66 『グラーグ58』 下巻 トム・ロブ スミス
67 『月下の恋人』 浅田次郎
68 『白い犬とワルツを』 テリー ケイ
69 『悪霊の島』 上巻 スティーヴン・キング
70 『悪霊の島』 下巻 スティーヴン・キング
71 『帰ってきた二式大艇』 碇 義朗
72 『欅しぐれ』 山本一力
73 『時代小説集 天の巻』 星新一
74 『メアリと巨人』 フィリップ・K・ディック
75 『コーパスへの道』 デニス・ルヘイン
76 『永久戦争』 フィリップ・K・ディック
77 『最後の二式大艇』 碇 義朗
78 『ティモシー・アーチャーの転生』 フィリップ・K・ディック
79 『辰巳八景』 山本一力
80 『森を歩く』 田中淳夫
81 『心地よい暮らしをつくるカントリーアンティーク』 天沼寿子
82 『カントリーアンティークの家づくり』 天沼寿子
83 『デポー39ものがたり』 天沼寿子
84 『軍艦武蔵』上巻 手塚正己
85 『軍艦武蔵』下巻 手塚正己
86 『模造記憶』 フィリップ・K・ディック
87 『ウォー・ベテラン』 フィリップ・K・ディック
88 『イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか』 井形慶子
89 『次郎と正子―娘が語る素顔の白洲家』 牧山桂子
90 『去年を待ちながら』 フィリップ・K・ディック
91 『神の探求Ⅱ』 エドガー・ケーシー

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