第3回 森づくりプランナー講座 2009
11/12
木曜日

 去年に続き、みなと区民エコプラザが主催する「森づくりプランナー講座」を受講していて、第2回は”あきる野の森”探索だったけれど、これはツーリングでパス、今日は第3回目の座学に出席した。

 今日のメインは、森林機能のひとつである”地球環境保全”として、森林が蓄えているCO2の吸収量を計算する、という練習問題にチャレンジした。この森の木が蓄える二酸化炭素の量は、樹種、地域、地位(土地の豊沃さのグレードみたいなもの)により違ってくる。計算式的には以下のとおりとなる。

(幹材積)x(拡大計数)x(1+(地上部・地下部)x(炭素含有率)x(容積密度)x(二酸化炭素換算計数(44/12))で求められる。二人でペアとなって樹種は50年のヒノキで四国地方をモデルにして計算してみたよ。

 もうひとつの森林機能である”保健・レクリエーション機能”がある。そこで、第4回:11月29日(日)の森林セラピーについて次回の予習。森林浴の少し発展系という感じでしょうかね、森林の中では、血圧の改善、NK細胞の活性化、うつ病の抑制など多方面で改善効果があるという。確かに森林の中に身をおくと、とてもリラックスしてくるものね。俄然、落ち着くしね。”フィトンチッド”と呼ばれる植物が放出する揮発性物質があるらしい。

 そういった森林セラピー基地セラピーロードが全国には認定された箇所があるのだけれど、次回は奥多摩森林セラピー体験ということで、ワクワクだね。これ以上、癒されたらどうなるのだろう。それとお勧め本として紹介された本[森を歩く―森林セラピーへのいざない (角川SSC新書カラー版) (新書) 田中 淳夫 (著) ]はAmazonへ速攻注文したんだ。(2009/11/12 23:07)

森を歩く―森林セラピーへのいざない (角川SSC新書カラー版) (新書) 田中 淳夫 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
近年、耳にするようになった「森林療法」や「森林セラピー」という言葉。これまでは感覚的にしか捉えられていなかった森の持つ力を、科学的に解明しようという研究も始まった。そのひとつが林野庁を中心とした「森林セラピー」事業。2009年3月現在、全国に31カ所の森林セラピー基地、4カ所のセラピーロードが認定されている。本書では森林療法の成り立ちや施術の方法だけでなく、ドイツのクナイプ療法についても紹介、森林が人を癒す仕組みについて考察した。さらにおすすめの森林セラピー基地10カ所もルポ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中 淳夫
1959年大阪生まれ。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社・新聞社を経て、現在フリーの森林ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

新書: 175ページ
出版社: 角川SSコミュニケーションズ (2009/03)
ISBN-10: 4827550662
ISBN-13: 978-4827550665
発売日: 2009/03

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