もうひとつ、じゃ、「持続可能な社会」とは何ですか?ってことをシンプルに言うと、日本を含む先進国は「大量生産、大量消費、大量破棄型の社会経済システム」の限界、このようなシステムが何時までも続くことはないのは自明の理であって、つまり「環境」に大きな環境負荷を与えるこのような従来のシステムは、今でも大量の化石燃料や地下資源の供給に支えられて肥大化し、多量の二酸化炭素と廃棄物を排出しながら今日まで続いているわけです。しかし、これじゃ、よろしくないですから、この連鎖反応から脱却していかなくてはなりません。
そこで、Sustainability(サステナビリティ、持続可能性)、Sustainable Development(接続可能な発展)という概念が導入され、且つ世界的な動向でもあり、これからの環境政策や環境経営の指針となってきているのであって、サステナビリティは、「現在生きている人々のニーズを満たしながらも、将来世代が彼らのニーズを見たす能力を脅かさない」と定義されていて、われわれは子孫に負の遺産を押し付けることなく、世代間の不公平を生じることがないように、われわれの生活を修正していかなきゃいけない」、ということなのですね。(2009/11/04 19:49)
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