経験則(heuristic) 2009
8/4
火曜日

 PDU認定が可能なWBT研修を、仕事の合間に受講している。とはいっても、今日からはじめたばかり。 最初のコースは「思考方法の基礎」から、経験則(ヒューリスティック)の話題を触れてみよう。 決してネタ切れではないけれど、たまにはまじめな面も見せておこうかな、ってことで。

◆利用可能ヒューリスティック
→記憶の中でもっとも身近で鮮明な出来事を、発生確率が高いと判断する傾向のこと。

◆代表性ヒューリスティック
→ある出来事が、自分の頭にある典型的な事例に、どれくらい類似しているかということに基づいて判断する傾向のこと。

◆アンカリングヒューリスティック
→特定の考えを始点(アンカー)として、新しい出来事に対する自分の認識を調整する傾向。

 えっへん、だけどもさ、この先、どのように話は展開するのですか?って野暮な質問はしないように。 結果は未来に活かされるということにしておこう。じゃ、納得されないから、狙いは、逆効果を招く単純化思考である、経験則(ヒューリスティック)を回避し、明晰な思考で問題解決や意思決定に取り組んでいくための基礎を学ぶってことにしておきましょう。

【思考方法の基礎 コースの目的】
「差し迫ったビジネスの問題を解決し、効果的な意思決定をするためには、思考の質を高めなくてはならない。何よりも重要なビジネススキルである「思考」について学習するが、まず、多くの人が陥りやすい間違った単純化思考やバイアスについて理解する。次に、さまざまな思考態度や意思決定スタイルを検証する。そして、成果を妨げる思考習慣を回避し、ダイナミックで効果的な思考方法を実行するための方法を学習する。その結果、自分自身が、大きく変わっていく現在のビジネス環境の中で、組織の目標を達成するための効果的な思考スキルを活用できる。」ということにはなっているが・・・・・(2009/08/04 21:04)

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